第67回くすり勉強会


フランス研究対象者保護法の全面改正
−外圧を利用した国内制度改革?−


●話題提供:ぬで島次郎氏(「ぬで」は木偏に「勝」)
          
(科学技術文明研究所主任研究員、研究対象者保護を考える会)

ゲストコメンテーター:藤原康弘氏
     (国立がんセンター中央病院通院治療センター医長、
       治験管理室長、乳腺・腫瘍内科グループ長)

■トピックス

 1988年に制定されたフランスの研究対象者保護法が、昨年8月に
全面改正されました。2001年のEU指令を国内法化する必要から着
手された改正ですが、それまで国内で指摘されてきた様々な運用上
の問題点を改善する機会として利用されました。
 また1994年の改正と同様、今回もいわゆる「生命倫理法」の改
正と並行して、それと一体で見直しがなされています。
 発表では、改正点の内容を、生命倫理関連法体系全体の中に位置
付けながら、なるべく日本での課題と関連づけて、ご紹介したいと
思います。(ぬで島)

ゲスト・コメンテイターの藤原康弘氏からは、「医師主導治験」の
フロントランナーの立場から、日本における臨床試験のあり方につ
いてのプレゼンテーションと、ぬで島氏の発表に対応した問題提起
をしていただく予定です。

*お知らせ:以下の関連資料(各2000円)を「科学技術文明研究所」
  サイトから購入することができます。 
   (「研究成果報告」「政策提言」などのサイトを参照。)
 ・Studies No.6 被験者保護法制のあり方(1) 
 ・Studies No.8 フランスにおける先端医療技術管理体制の整備
  (No.8が直接講演内容と重なります。)

●開催要項

主催(共同開催):くすり勉強会(第67回)
         研究対象者保護を考える会

日時:9月17日(土) 14時〜17時

場所:共立薬科大学芝校舎3号館5階マルティメディア室
 (JR浜松町駅、都営線大門駅・御成門駅から徒歩10分以内)
   http://www.kyoritsu-ph.ac.jp/gif/map.gif/

参加費:1500円
  〔学生割引:学部生の方は学生証提示により500円。〕
 

<申し込み要項>

下記必要事項をご記入の上、栗原までメールでお願いします。

【申込み要項】***************************************
(1)お名前・ご所属またはお仕事など・メールアドレスをご記入ください。
(2)学生割引に該当の方は、以下を付けてください。
   ・学生割引に該当
(上記の個人情報は、講演者・運営メンバー・場合によっては
当日参加者の間で、共有されます。)
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