第57回くすり勉強会

女性の健康と経口妊娠中絶薬を考える

− 個人輸入の現状と、女性が必要な中絶周辺ケアとは −


主催(共同開催)

くすり勉強会

   性と健康を考える女性専門家の会 避妊プロジェクト

ミフェプリストンは、1980年にフランスで発見され、世界でいくつかの国が承認している妊娠中絶
薬である。2004年10月25日に、日本においてミフェプリストンの個人による個人輸入を制限する
と厚生労働省から発表された。日本では、ミフェプリストンは承認されていないが、実際には個人
輸入という形で社会に蔓延していたものを規制したものである。日本においても、ミフェプリスト
ンについて、いろいろな側面から議論しておく必要がある。そこで、“女性の健康と経口妊娠中絶
薬を考える-個人輸入の現状と、女性が必要な中絶周辺ケアとは?”と題し、ディスカッションでき
る場を企画した。当日は3つの話題提供を行った後、ディスカッションの時間を十分にとり、女性の
健康と経口妊娠中絶薬について考えたい。

【スケジュール】?</p>

14:00〜14:05 開会の挨拶 (性と健康を考える女性専門家会長:堀口雅子)
14:05〜14:30 話題提供1: 

 経口妊娠中絶薬の社会的状況について  松本佳代子(共立薬科大学社会薬学)

経口妊娠中絶薬とはどのようなものなのか、日本でのインターネットサイトでの
個人輸入の規制前の状況などを報告する。

14:30-14:55 話題提供2: 

 経口妊娠中絶薬の使用と女性の健康  早乙女智子(ふれあい横浜ホスピタル産婦人科)

医療従事者の知識・理解のないまま、日本でも使用されているとみられる経口
妊娠中絶薬の臨床応用と海外の状況について報告する。

14:55-15:20 話題提供3: 

 工妊娠中絶の方法と女性の健康     堀口貞夫(中林病院産婦人科)

人工妊娠中絶の方法は、掻爬法と吸引法があるが、いずれも外科的な方法で
ある。人工妊娠中絶をとりまく医療の問題点を経口妊娠中絶薬との比較も含
めて女性の健康の観点から論じる。

15:20〜15:30 休憩

15:30〜16:55 ディスカッション

16:55〜17:00 閉会の挨拶 (くすり勉強会代表:栗岡幹英)

【申し込み方法】

事事前申込み制(定員になり次第、締め切らせていただきます)。
当日参加はできません。メールのみの申し込みとなります。
chieko.kurihara@nifty.ne.jp (担当:栗原)まで、
★お名前・ご所属またはお仕事・メールアドレス★記載の上、お申込ください。
(これらの個人情報は、運営グループ・発表者の間で共有されますが、
他の目的には利用しません。)
参加可能な場合は折り返し参加できる旨のメールを返信いたします。
★当日、参加受付メールをご持参ください。
電話にてのお問い合わせは、
03-5400-2686(共立薬科大学社会薬学 松本)まで。