第42回くすり勉強会

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【お知らせ】

この会合の後半が、主催者の許可なく報道陣を招いて研究成果を発表する機会とされたことについて、くすり勉強会は『臨床評価』誌の最新号において遺憾である旨を代表および会員の連名で表明しました。


Q熱と鳥フル

■開催日:2004年3月20日(土)12:30~15:00
会費:午前・午後それぞれにつき、500円
場所:共立薬科大学芝校舎 3号館5階0504マルチメディア講堂


<内容>

Q熱菌による鶏卵汚染の実態と対策の必要性について
話題提供:切明義孝(保健所医師・Q熱研究家・公衆衛生ネットワーク発起人)

<トピック>

Coxiella burnetii (C.burnetii)は諸外国では熱性疾患Q熱の起因菌として広く認識されているが、日本では長い間国内には存在しないと考えられてきた。しかし近年、C.burnetiiによるQ熱患者が日本国内にも存在していることが徐々に知られるようになった。2001年に厚生労働省が発表した研究報告書によれば、日本国内において年間10万人規模で急性Q熱患者が潜在的に発症している可能性が高いと結論している。しかしながら、日本国内のQ熱は感染源が不明な場合が多く、Q熱の感染源の解明が急務となっている。

*緊急:鳥インフルエンザについての追加講演!

<講演概要>

話題提供:喬瑩(人獣共通感染予防医学研究所副所長 医学博士・ウイルス学)

1.鳥インフルエンザについて
2.鳥インフルエンザとヒトインフルエンザの違い
3.主な感染経路
4.最新の話題、鳥インフルエンザを防ぐには

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