スロットポーカー
日本語のみ(Japanese only)
ひとり遊び用のポーカーです。
さて、あまりにも有名なゲームですからポーカーのルールについては特に解説する必要はないでしょう。
トランプゲームのなかでは比較的歴史が浅いにもかかわらず、ポーカーはカードギャンブルの
代表格として扱われています。
「ポーカーという名前が初めて記録されたのは1829年である。ポーカーはニューオリンズに発生して、
スチームポートの酒場とともにミシシッピ河をさかのぼっていった(トランプゲーム大百科より抜粋)」
ポーカーの起源としてペルシアのカードゲーム「アスナス(AsNas)」や長い歴史を持つ「プラッグ(Brag)」が
挙げられることもありますが,定かではありません。アメリカで発生したというのは確かなようです。
初期のストレートポーカー、配られた5枚のカードで役を競うものから、手札のいくつかを交換(ドロー)
できるドローポーカーが完成されました。普通にポーカーといえばドローポーカーを指しますが、
さらにギャンブル志向のスタッドポーカー、カード交換はなしで伏せられた1枚のカードに1枚ずつ
オープンカードを加えていくタイプのポーカーなども発生しています。
あまりにも多様に変化するのでいまだに公式ルールを持っていません。いずれにせよ、
「ポーカーフェイス」というように、技術よりもハッタリがこのゲームの信条でしょう。
ちなみに「ポーカーという名前はフランスのゲームポーク(Poque)からくるとも、
または「イッヒポッヘ(IchPoche)」といってプレイヤーがテーブルを叩くことによってパスを表す
ドイツのゲーム、ポッホシュピール(Pochspiel)に由来するとも考えられる」そうです。
今回のゲームについて
今回のプログラムはひとり遊び用ですから、もっぱら役作りを目的としたゲームになります。
要領はゲームセンターにあるスロットポーカーと同様です。配られたカードのうちHOLDするものを
指定してカードを交換し、できた役の強さで賭け金の倍率が変わります。
役は普通のポーカーハンドからワンペアを除いたものが有効で、役が成立すると
ハイ&ロ-のポーナスゲームにチャレンジできます。成功すれば配当が2倍、失敗すれば配当はなし。
持ち金が10000を超えるとゲームクリアとなります。
なお、一部の役の判定が通常のポーカーとは異なります。フラッシュとストレートの部分ですね。
ポーカーではふつう、ストレートフラッシュ、フォーカード、フルハウス、フラッシュ、ストレート、
スリーカード、ツーペア、ワンペア、ブタという順の役の強さになっています。これらが配牌時(?)
に成立する確立はそれぞれ、0.0015%、0.024%、0.144%、0.1956%、0.392%、2.15%、4.75%、42.2%、50.1%と
なっています。これでいけば、フラッシュはストレートより強い役であっても不思議はないのですが、
配牌で大きな役が成立することを期待してもしかたありません。その役を狙う気になるところ(麻雀でいえば
聴牌時)からの成功確率ではフラッシュとストレートは逆転しますから、このほうが実用的といえるかもしれません。
操作方法
掛け金は上ドラッグで+10、下ドラッグで0に戻しです。
カードをタップするとHOLDします(入れ替えない)
役が付いた場合は、DOUBLE UP(掛け金倍)に挑戦できます。
左のカードの数字に対して、上(BIG)か下(SMALL)を選択します。
勝てば、続いて挑戦するかどうかを確認してきます。
お約束など
転載は禁止です。
このプログラムを使って発生したのいかなる問題にも、当方は関知しません。
感想などありましたらお寄せください。
Oh!X 1991/2より移植。