The SuperKABU

日本語のみ(Japanese only)

日本伝統の由緒正しき賭博遊戯オイチョカブを基にしたゲーム"The SuperKABU"です。
元々は花札を使ったケームですが、トランプのカードで代用することもできます。
ちなみに「オイチョ」が8で「カブ」が9の意味で、集めた札の値が9に近づくようにするのが
ゲームの目的です。

簡単にルールを解説します。
使用するカードは各スートのA~10までの40枚。このケームは2~5人くらいで遊ぶのが適当でしょう。
今回のプログラムではプレイヤーを4人としています。

最初に親を決め、親は5(人数+1)枚のカードを場にさらします。5枚目は親の台札として、
残りの4枚のうち1枚ずつ子が自分の台札を選んでいきます。ここで賭金(マッチ棒)を決め、
2枚まで新たな札を台札に加えて手を作っていきます。役は2枚または3枚のカードてり構成していきます。

このようにして手札を作り終わると、子は親と役を比べ、賭金をやり取りして1ゲーム終了です。
このゲームでは常に親とのみ賭けを行い、子同士では賭金をやり取りしません。

前回いちばん強い役を作った人が親になりゲームは続けられます。誰かのマッチ棒がなくなったらゲームは終了です。

このゲームのつらいのは親のときです。子が3人とも5本ずつ賭けてきたときにブタでも出そうものなら
一気に破産してしまいかねません。


役の解説

では、肝心の役を解説しましょう。役の種類は大きく分けて、親にだけ可能なもの、
子にだけ可能なもの、両者でともに可能なものに分かれます。今回採用したものは以下のとおりです。
●親だけ シッピン(Aと4の組み合わせ)
クッピン(Aと9の組み合わせ)
● 子だけ アラシ(同じ数が3枚)
● 共通 ナラピ(1、2、3枚が連続する数)
ハサミ(1枚目と3枚、が同じ数)
カブ(カードの合計の下1桁が9)
ブタ(カードの合計の下1桁が0)
シッピンとクッピンは手札2枚のときのみ有効な役で、札の順序はどうでもかまいません。

さて、これらの役とカードの合計の下1桁の数値による役の強さは、
アラシ> ナラビ> クッピン> シッピン>ハサミ>カブ>8>7>……1>ブタ
となっています。
例を挙げてみると、親の場合、
2 , 3 , 4ナラピ
9 , Aクッピン
A , 4シッピン
10 , 6 , 10ハサミ
9 , 4 , 6カブ
1 , 4 , 5ブタ
3 , 3 , 3ハサミ
9 , 10 , Aブタ
となります。

また , 子の場合は ,
2 , 3 , 4カブ
9 , Aブタ
A , 45
10 , 6 , 106
9 , 4 , 6カブ
1 , 4 , 5ブタ
3 , 3 , 3アラシ
9 , 10 , Aブタ
です。10とAはつながりません。

実は今回採用した以外にもいろいろと役があり、細かいルールは地方によっても差があります。
その点はあらかじめご了承ください。

ゲーム中は常に評価された役が表示されていますので、よくわからない人でもしばらく
プレイしてみればコツがわかると思います。とりあえず起動してみるのがいちばんでしょう。


操作法


自分のカードを選択します。
カードをタップして選択、「カード決定」ボタンで決定です。
タッチ検出が遅いので、選択カーソルが移動するまで長めにタッチし続けてください。
掛け金を決めます。+1/-1でマッチの数を設定、「決定」で決定します。最大5本までです。
もう1枚カードをめくるときは「はい」を選びます。
「勝負!」と出たら画面をタップ。
勝負結果のカード内容が表示されます。


お約束など


  1. 転載は禁止です。
  2. このプログラムを使って発生したのいかなる問題にも、当方は関知しません。
  3. 感想などありましたらお寄せください。
Oh!X 1991/4より移植。