Contest

今後関連の記事はこちらに掲載します。 2008/6/6
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DX Contest全般の話題を掲載します。




2008/3/9
<Russian DX Contest>

Russian DX Contest - 2008 (日本語訳 JA1NLX)

1.スポンサー
SRR (Union of Radioamateurs of Russia)
2.期間
 2008年3月15日(土) 1200 UTC 〜 2008年3月16日(日) 1200 UTC
3.部門
 ・SOAB-Mix Single Op, All Bands, Mixed
 ・SOAB-Mix-LP Single Op, All Bands, Mixed, Low Power 100w
 ・SOAB-Mix-QRP Single Op, All Bands, Mixed, QRP 5w
 ・SOAB-CW Single Op, All Bands, CW
 ・SOAB-CW-LP Single Op, All Bands, CW, Low Power 100w
 ・SOAB-SSB Single Op, All Bands, SSB
 ・SOAB-SSB-LP Single Op, All Bands, SSB, Low Power 100w
 ・SOSB Single Op, Single Band, Mixed (160m ~ 10m)
 ・MOST Multi Op, All Bands, Single TX, Mixed
 ・MO2T Multi Op, 2 TX, Mixed
 ・SWL Mixed
Bandは、WARCバンドを除く1.8〜28MHz
3.1 SOSBの場合、異なる2ツのバンドにもエントリー出来る。
3.2 SOSBの場合、エントリーするバンド以外のログの提出を望む。
3.3 全ての部門は、World、Russia/EU、Russia/AS別に集計される。
4. 団体戦
4.1 OBLAST(ロシア局のみエントリー可)
4.2 クラブ対応 クラブ局 WorldとRussia別に集計される。
4.3 チェックログを受け付ける。
5. ルール
5.1 使用するTX、RXは全て直径500mの円内にあること。使用するアンテナは全てケーブルで直接TXに接続されていること。
5.1.2 パケット、WEBクラスタの使用は許される。
5.1.3 IPネット等によるTX/RXのリモート制御は認められない。
5.1.4 自分をspotすることは禁止。その他電話、Telex、パケットメール等による「交信」は認めない。
5.1.5 周波数を占有する等の目的で他局のコーリサインを使ってはいけない。
5.1.6 電話、インターネット等で他局の参加を求めてはいけない。
5.2 Single OPの場合、バンドチェンジの制約はない。
5.2.1 Single OPの場合、全ての操作は本人が行う。
5.3 MOSTの場合、10分ルールに従うこと。異なるバンドを使った同時刻の2波送信は、マルチ獲得時以外は禁止。
5.4 MO2Tの場合、異なる最大2バンドを使った同時刻送信が許される。
5.5 MIXED部門の場合、同一局でCWとSSBを運用出来る。各バンド使用区分での運用以外は禁止
5.6 (新ルール) QRP部門の場合、コールサイン末尾に"/QRP"を付けることが望ましい。
6. ナンバ
6.1 ロシア局以外は、RST+シリアルナンバ(001開始)
6.1.1 MOSTの場合は、バンド毎にシリアルナンバ、或いは日時による一連ナンバを使ってもよい。
6.1.2 MO2Tの場合は、バンド毎にシリアルナンバ、或いはTX毎にシリアルナンバを使ってもよい。全てのQSOには使用したTXの識別印をつけてログを提出すること。
6.2 ロシア局は、RST+Oblast Code
7. ポイント
7.1 ロシア局
7.2 ロシア局以外
 ・ロシア局とのQSOは、10ポイント
 ・自分のCountryとのQSOは、2ポイント
 ・自分と同じ大陸で異なるCountryとのQSOは、3ポイント
 ・自分と異なる大陸とのQSOは、5ポイント
7.3 UA2(Kaliningrad)は、別Country、別Oblastであるが、ポイントはRussia/EUと同じである。
7.4 MM局とのQSOは5ポイント、但しマルチにはカウントしない。
7.5 SWLは、QSOしている片方、或いは両者のナンバを記録すること。
8. 重複QSO
8.1 同一局との同一バンド、同一モードでのQSOは重複
8.2 重複QSOに対するペナルティなない。重複QSOは削除することなくそのままログを提出するのが望ましい。
9. マルチ
9.1 2ツのマルチタイプがある。
 ・各バンドのOblast
 ・各バンドのCountry
9.2 特別なOblastとして、R1FJ、R1MV、R1ANがある。
10. スコア
QSO総数x(Oblast数+Country数)
11. ログ提出
電子ログで提出して欲しい。特にハイスコアの参加者には電子ログの提出を求める。
11.1 電子ログはCABRILLO形式とする。
11.2 日時はGMT
11.3 全てのナンバが記録されていること。
11.4 提出ログのファイル名は、"Callsign".log
11.5 プレーンテキストファイルでの提出も可
11.6 MS-Word、Excel、UUE-codeによるファイルは、プレーンテキスト変換でミスが起きた場合は失格
11.7 電子ログのヘッダー部には、参加部門、名前、住所が明記されていること。宣誓は不要
11.8 Cabrilloファイルは、e-mail、或いはMS-DOS準拠のFDで提出する。
11.9 手書きログの場合、日時順、或いはバンド別に記入する。各QSOには、Call、日時、バンド、送受のナンバを記入すること。
11.10 ポイント、スコア計算は不要
11.11 重複QSOは印の付加、削除不要
11.12 (新ルール)MO2Tの場合、全てのQSOには使用したTXの識別を付けること。
11.13 (新ルール) RDXCは、正確な周波数情報を求めることがある。
12. ログ提出先
12.1 ログは45日以内にスポンサーに提出すること。遅くても5月7日までに送ること。
12.2 電子ログの提出先は、rdxc@srr.ru  Subjectには、callと参加部門を明記する。
12.3 紙ログの提出先は、Russian DX Contest, P.O. Box 88, 119311 Moscow, Russia
13. Awards
13.1 各参加部門毎に3位までに賞状、その他に特別トロフィー
13.2 Russia、EU
13.3 NA、SA、AF、AS、OC、AN(南極)の参加者には、次の特別賞
 ・マルチバンドとシングルバンド(20m、15m)で150 QSO以上
 ・シングルバンド(80m、40m)で100 QSO以上
 ・シングルバンド(160m、10m)で50 QSO以上
 ・Mix QRPで50 QSO以上
13.4 ロシア以外の参加者には、各部門のCountryの1位に賞状(50 QSO以上が必要)
13.5 SWLには賞状(13.2、13.3該当者)
13.6 Oblast対抗 Oblast 5位までに賞状
13.7 クラブ対応 5位までに賞状
14. 関連情報
14.1 関連情報は、http://www.rdxc.otg
14.2 参加者には、来年のルール等を送付
14.3 電子ログ提出者 UBNリスト、OblastリストをRussia Awardに適用
14.4 RDXCに関する問い合わせ先は、rdxc@srr.ru
15. RDXC 2003から完全自動化されたログチェックを採用した。
16. 不正なQSOに対しては正しいQSOポイントの3倍のペナルティが課せられる。
 次のQSOに対してペンルティが課せられる。
 ・callが正しくない
 ・ナンバが正しくない
 ・そのQSOが相手のログにない
 次のQSOはカウントされないしペナルティも課せられない。
 ・他局のログにのみQSO記録がある
 ・相手のログとナンバが違う
 ・相手のログの時間と3分以上違う
 ・相手のログとバンド、モードが違う
 ・相手のログにない重複QSO
16.1 RDXC Contest Committeeが最終決定権をもつ。
 RDXC Contest Committeeは、ロシア、及び世界中のハムに15のRussian DX Contestへの参加を希望する。それらのコンテストは世界の主要なコンテストにもなっている。

補足
1. List of Russian Region http://rdxc.org/asp/pages/regions.asp?ORDER=1
2. トロフィー http://rdxc.org/asp/pages/trophy.asp
3. RDXCログの作成 http://rdxc.org/asp/pages/logtip.asp



<Win-Test>
Win-Test is the new contest logging software written by Olivier F5MZN

概要
機能 ・・・・・・ 機能の簡単な紹介
Quick Start
・・・・・・ Win-Testのダウンロードから各種設定まで
操作 ・・・・・・ Main windowでの実際の操作、ショートカットキー他
ログ作成等 ・・・・・・ メインロギングプロウラムへのログのexport、提出ログ作成等


概要

ひょんな事からWin-Testの存在を知りました。
CW、SSB用には十分使える機能を装備しています。画面イメージ、ショトカットキーの使い方等、かなりCTを意識した作りになっています。
2005年5月のWPX-CWにはWin-Testを初めて実戦に使ってみましたが、特に面食らうこともなく快適に動作しました。
MMTTYエンジンを利用したRTTY機能の追加も予定されているようです。(時期未定)



機能

・50以上のコンテストをサポート (主立ったコンテストは全てサポートされているようです)
・易しい操作 (CTを使ったことがあればすぐ使える)
・CW発生はバックグラウンド
・Windowサイズ、配置は自由
・Voice keyer内臓
・Partial、N+1のサーチ
・データベースがデータ補填 (コンテストに良く参加される方々のデータは大体入っているようです)
・CTに似たショートカットキー
・キーの再割当可能
・グレーラインのリアルタイム表示
・SO2Rのフルサポート
・バンドマップのグラフィック表示
・Ethernet或はRS232Cによるネットワークサポート
・数多くのTranceiverをサポート (日本語Windows下での動作は確認が必要)
・HamCapとのインターフェース
・シリアル、パラレル、USB経由で多くの機器との接続可能
・マルチステーション間でスケジュール、マルチのやりとり可能
・Cabrillo、ADIFサポート
・サマリ作成が簡単
・マルチモニタのサポート
・32ビット Windows OSサポート (Windows98se(但し使用中のある操作でオチるトラブルがある)、WindowsXP/Homeで確認済み)



Quick Start

(0)Win-Testのダウンロード
フル機能のWin-Test試用版が下記のURLからダウンロード可能です。


http://www.win-test.com

試用版は、15日間に限って使用出来ますが、その間30分から2時間の間で強制終了したり、
Cabrilloファイルへの出力QSOが50になる等の制約があります。
もし気に入れば試用版をアンインストールすることなく製品版を購入し、登録することが出来ます。

(1)Win-Testの起動とコンテストのセットアップ
Win-Testのショートカットアイコンをクリックします。
Mainメニューから、File、Newをクリックします。必要項目を入力します。
もし、以前に設定したコンテストの設定を呼び出す場合には、File、Openをクリックし目的のコンテストを
選択します。
殆どの項目はコンテストのリポートファイルで使われますので注意して入力します。


(2)インターフェースのセットアップ
Tranceiver
最新のTranceiver以外は殆どのTranceiverをサポートしています。
以下はCOM3ポートのElecraft K2を接続する場合の設定です。

@COM3のチェックボックスにチェックします。
A横のプルダウンメニューからRadio 1を選択します。
B下のRadio 1のプルダウンメニューからKenwood{HF]を選択します。
CCOM3の横のConfigureボタンをクリックします。
DBit per secondsは4800、Data Bitsは8、ParityはNone、Stop bitsは2、DTR、RTSはHandshakeを選択します。
(この内容は使用するTranceiverにより違います。夫々のマニュアルを参照して下さい。)
最後にOKボタンをクリックします。

CW、PTT
Win-TestはLPTポート、COMポートからCW出力、PTT出力を得ることが出来ます。
以下はCOM1をCW出力、PTT出力として使用する場合の設定です。
COM1のチェックボックスにチェックします。
横のプルダウンメニューからOther interfaceを選択します。
横のConfigureボタンをクリックします。
DTRのプルダウンメニューからCW、RTSのプルダウンメニューからPTTを選択します。(その他はデフォルトのままでよい)
最後にOKボタンをクリックします。
インターフェースは他のプログラムでお使いのものがそのまま使用出来ると思います。

DLPORTIO.DLL (後日補足)
Port95nt.exe (後日補足)

各キーにはデフォルトのメッセージが割当てられています。これを変更したり追加する場合には、
MainメニューからOptions、CW、Modify standard massage、或はOptions、CW、Modify additional
messageをクリックします。使用出来る変数は以下の通りです。

$MYCALL-----My callsign
$GRIDSQUARE、又は$LOCATOR-----Locator
$ZONE、$DPT、$STATE、$OBLAST、又は$PROVINCE-----コンテスト設定画面のexchangeフィールドの内容
$PWR、又は$POWER-----Power
$RST-----送出RST
$LOGGED、又は$LOGGEDCALL-----LogされたCallsign
$SERIAL-----シリアルナンバ
$CR-----キャリッジリターン
$CORRECT-----Logされた後で修正されたcallsign
$QSOB4-----Dupe QSOの時、"QSOB4"を送出
$F1,$F2,,,$F7-----F1、F2,,,F7メッセージを送出

+/-はスピードのアップ/ダウン

9→N、ゼロ→O、又はT等の設定は、MainメニューからOptions、CW、Serial numberをクリックして設定します。

ウェイト調整は、MainメニューからCommands、CW Weightをクリックして設定します。

W5XD Multi-keyerを使用する場合は、 (後日補足)
K1EL Win-Keyを使用する場合は、 (後日補足)


日本語WindowsでのTranceiver対応状況
西洋系言語でコーディングされたプログラムは、日本語windows下でのTrancever制御に不具合を起こす場合があります。
現時点の確認状況は次の通りです。

@Kenwood TS850、TS570はOK
AElecraft K2はOK
BICOM IC756proはOK
CYaesuは未確認


SO2R (後日補足)
Voice Keyer (後日補足)
Bandデコーダ (後日補足)

DX-Cluster
Win-TestなDX cluster機能が内臓されていませんが、フリーウェアのWinDXtelnetを起動しておくことによりWin-Test上でDX clusterが
利用出来ます。
@WinDXtelnetをこちらのURLからダウンロードし、Win-Testのディレクトリにインストールします。
AWin-Testで以下の設定をします。 (以下後日補足)



操作

Main windowは、次の要素で構成されています。
@Menuバー
Aiconバー
B子windows
C入力フィールド

CTLキーとホイールマウスの操作で殆どのwindowのフォントサイズを変えることが出来ます。

A QSOエントリ
エントリフィールドには次のフィールドがあります。左から
@QSOナンバ
Aバンド
BQSO時刻(UTC)
CCallsign
DSent report (RST or RS)
ERcvd report
Fマルチ
Gポイント
Hタイプ (R=Run 等)

VHFコンテストではロケータ等のフィールドが増えます。
CallsignフィールドとRcvd reportフィルドのカーソル移動はspaceキーによります。
Spaceキーを押すとDupeチェック、マルチチェックが行われます。

以下のキーを利用してQSO済データの修正が簡単に行えます。
PageUp、PagedownキーでQSO済リスト表示のスクロールが出来ます。またカーソルも移動します。
↑、↓キーでカーソルが上下に移動します。→、←キーでカーソルがそのフィールド内で左右に移動します。
<、>キーでカーソルがフィールド単位で左右に移動します。

B その他のwindow
次のwindowはALTキー/CTLキーとの組合せでオープンすることが出来ます。
またiconバーをクリックすることでもオープン出来ます。

-1 一時的にオープンするwindow (基本的にESCキーでクロース)
ALT+G
ネットワークで接続された他のPCへメッセージを送ることが出来ます。
ALT+N
QSO中のCallsignに対するノートを書くことが出来ます。
ALT+K
キーボドからのCW送信が可能となります。
CTL+T
RigをTuneモードにします。
ALT+T
Clusterコマンドの送信が可能となります。
ALT+D
特定のCallsignをネットワーク上のPCに送信します。
ALT+E
スケジュールの直前にアラームを表示します。

-2 必要に応じてオープンしたままにするwindow (再押しでクローズ)
ALT+I
メッセージのやりとり結果を表示します。
ALT+L(VHFのみ)
QSO済みのロケータを表示します。
ALT+Z
ZoneのQSO状況を表示します。
ALT+M
QSO済みのCountryを表示します。
CTL+F9
QSOレートを表示します。
ALT+O
DX cluster spotを表示します。
ALT+J
ネットワーク上のPCのステータスを表示します。
ALT+B
スケジュール情報が表示されます。
F9
バンド毎のQSO状況を表示します。

-3 常時オープンにしておいた方が便利と思われるwindow (再押しでクローズ)
F10
バンド毎にQSO済みのCountryを表示します。
ALT+S
リアルタイムでScoreを表示します。
F12
Partial checkの結果を表示します。
F8
callsignフィールドに入力されたcallと何処か1ケタだけ違う全てのcallを表示します。(Win-Testは大きなDBを内臓しています。貴方の
callもあるかな?)
ALT+R
QSOレート等を表示します。
ALT+1 (or 2)
Radio 1(又は2)のBandMapを表示します。
ALT+A
DXクラスタによる未QSOマルチのアナウンスを表示します。

-4 その他のwindow
Map
Grayline表示をします。
レベルバーグラフ
SSB時に使用するDVKのレベルを表示します。
Solar activity
DXクラスタ情報によるSolar activityを表示します。




ログ作成等

コンテスト終了後に提出ログを作成したり、他のロギングプログラム(例えばLogger32)にQSOデータを読み込ませるためのADIF形式のファイルを出力する場合は、MainメニューからFile、Create log filesをクリックします。ファイル形式(Cabrillo、又はADIF)を選択します。