『ささって』が通用する高山の街並み

岐阜県の高山は情緒溢れる街である。昔ながらの景観を留めつつ
何故か時間ものんびり流れている感じさえするのだ。冬はただただ
雪深く、モノ静かな雰囲気の小京都。一方で休日ともなれば大勢の
観光客で賑わう情緒の街。そんな高山の一こまを紹介しましょう。


 
  街を流れる宮川は高山のシンボル。ゆったりと流れ、雪に埋もれた冬の情緒が溢れます。 
 
  Photo:宮川の雪景色
 

 古い街並みは大切に保存されています。昔ながらの
 街並みが、これまた旅行気分にピッタリくる感じの街。
 酒蔵や、だんご屋がひしめく狭い路地を、観光の人力
 車が通り、100年のタイム・トリップを体験出来ます。
 
 僕が高山をこよなく気に入ったのは、この情緒溢れる
 街並みだけじゃないんです。僕の故郷である三重県
 北勢地域でしか通じないと思っていた、『ささって』が
 通用するなんて・・・ 因みに『ささって』とは明後日の
 翌日の事。

 この街を訪れて思った事は、『日本にはまだまだ良い
 場所があるのもだ』という素直な感想でした。
 
  Photo:高山の路地

 
  さて、高山と言えば『さるぼぼ』を語らん訳にはいかんでしょう。『ぼぼ』とは赤ちゃんの
 事らしいです。※九州人:要注意。高山にとって無くてはならないキャラクターでもあり
 街中には古来のさるぼぼから、バイクにまたがったさるぼぼまで・・・
 そしてもう1つ、みたらし団子。一本50〜60円で売られています。思わず買って立ち
 食いしてしまいます。これが甘すぎず、本来の団子の旨さなんです。特選の飛騨牛も
 イイけれど、みたらし団子は捨て難い・・・
 
  Photo:さるぼぼと、みたらし団子  



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