ウトロは夕日で有名な街です。2月〜3月の流氷のやってくる
季節は氷で閉ざされた静かなオホーツク海に夕日が沈みます。
この夕日がメチャクチャに神秘的で、且つ感動的。夕日の沈む
頃になると自然と多くの人が集まってきて写真を撮ってます。
人によって感じ方は違うと思いますが、僕は海が一面に氷で
埋め尽くされているという自然現象に素直に感動しました。
ダイバーだからなのかもしれなせん。普段は波が押し寄せる
海が静かに春を待っています。
Photo:ウトロから見た夕日
冬のオホーツク海も素晴らしいのですが、知床には他にも
大自然を満喫させてくれる場所がたくさんあります。
晴れると見事な知床連山の稜線が望めます。
僕が特に好きなのはラウス岳。人が手をつけてはならない
自然を感じさせてくれます。平日にこの場所に来ると、人は
殆ど誰もいません。エゾシカがのんびり近くを歩いています。
Photo:知床連山
ここでは野生の動物に間近に接する事ができます。この
写真は普通の道路わきに現れたエゾシカ。後ろは少し
岸から離れかけた流氷です。もうすぐ春というこの季節、
中には流氷の上に下りたまま氷と共に岸を離れてしまう
動物もいるそうです。でもそれもまた自然。彼らは海の
生き物のエサになります。
Photo:エゾシカと流氷
日常の生活を離れ、こんな大自然に来ると心がとても
リフレッシュ出来ます。日頃は一生懸命働いているん
ですからたまにはいいですよネ。
真っ青な青空に向かってそびえる白樺。下から見ると
随分と大きく見えます。
『きっとこの白樺の木から見れば人間なんて小っぽけな
生き物なんだなぁ』と思いました。
Photo:白樺