作品名:     ごんずい・LOVE−wasa2(ワサワサ)
開発コード: GL-04
開発費:¥0円    開発期間:3週間    発表:2009年8月

  ごんずい玉を自由に操る・・・Mr.ごんずいの究極の
  アイテム第三弾!
  ナント、先に開発開始した本来の3号機:GL−03を
  抜かして公開される事になった。路線的にはGL-02
  エスカに近いものがあるが、ごんずいをおびき寄せる
  モノは乾燥マメタワラである。そう、このアイテムこそ
  遂に登場したMr.ごんずいアイテム開発史上で初の
  バイオ兵器、いやバイオ・アイテムなのであ〜る。
  ま、正確に言えば悪魔の兵器:ごんずい2号(1990年)
  にはオプションでKSバージョンが存在したので、それ
  以来か。 (注:KS=こませスペシャル)
 


1st−トライ  翌日の出来事


可変システム
バカにしてはイケナイ。GL-04は意外と手の込んだアイテムなのである。

 先ずフレームの材料はこれ。
  クリーニング屋さんで貰えるヤツね。それとタコ糸少々。
 この廃プラをよくよく観察するとハート型に見えてくる。
  見えてこない人は夢が足りないなぁ。
 ま、細かな説明はしないが、ギコキゴ、ゴシゴシして
  以下のハート型フレームが完成する。

 
 


 さて、ここまでは1時間もあれば十分に出来るのだが
 GL−04で最も苦労したのは、この作業より遡る事
  数週間。海で採取したマメタワラを貼り付けるために
  乾燥する作業に時間を要してしまったのであった。
  アイテム製作に要した時間は約3週間と長かったのは
  異例の遅い梅雨明けの影響である。
  さて、乾燥したマメタワラを久々登場したバスコークで
  フレームに貼り付け完成。乾燥してカピカピ状態では
  ポロポロと剥げ落ちてしまうのが弱点である。なので
  持ち運びは慎重にせねば・・・ でもご安心あれ!

 GL-04、可変!

 ハート型は一瞬にしてコンパクトになるのである。この
  大きさならばBCのポッケにも十分に入る。実戦では
  ジプロックに入れて持ち運ぶ予定である。
  水中では水分を吸収してマメタワラはワサワサ状態に
  戻り、ごんずい達はハート型にワサワサ戯れるのだ!
 尚、このバイオ・アイテム、気になる臭いは殆ど無い点
  だけは良かった・・・。さて、遂にLOVE完成か?!



ごんずいLOVE−wasa2 1st-Tryの出来事 (2009.8.22)
 
ぶっちゃけ、乾燥マメタワラを使ったバイオマシーン:GL−04には相当な自信が
みなぎっていた。但し、バイオであるが故に扱いが難しく、水中へはジプロックで
包み、BCのポケットに入れて持ち込んだ。
ポイントは紀伊大島のナギザキ。ごんずいが現れるか否かは微妙なポイントで
あったが、さすがはMr。ごんずいである。お子様の可愛い盛りのごんずい玉が
1stダイブで登場した!

 BCのポッケ(通称:四次元ポケット)から 
 素早くジプロックに包んだGL−04を出し、
  ハート型に可変!
 今回もパートナー・ガイドさんの全面協力。

 ←一瞬にして出現したハート型をお子様
   ごんずい玉の近くに配置。

 さあ来い!ごんちゃん!
  
 
   お、ワサワサだぁ〜(ごん玉談)                来たか?来たのかっ!

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

 ・・・かと思いきや
 ・・・完全無視!

 ちびっ子ごんずい玉はワサワサに興味を示す
 仕草を何一つ見せる事なく現場を去っていく。
 悲しいけどこれ、現実なのよね・・・
 パートナー・ガイドさんからも、水中ボードに
  『改良すべき点、ありすぎ・・・』と、ダメ出し。
 
 こ、このまま終る訳にはいかない・・・最後の
 気力を振り絞るオレ。奇跡は起こるのか?

 結局、自信を以って臨んだ乾燥マメタワラ作戦は無残にも散ったのであった。せめてもの
  救いは近くにいたハシナガウバウオのペアがラブラブだった事である。
 
  強引にフレームに納めて・・・終了!      近くにいたラブラブのハシナガウバウオ

ハシナガウバウオLOVE



翌日の出来事
 
 トライ終了後、再びジプロックに包みGL−04を回収。
 翌日の出来事であるが、ナント!ジプロックに入れた
 GL−04からマメタワラのだし汁が・・・。

 おだしが出ましたぁ〜

 こんなボクに付き合ってくれて皆さんどうもありがとう。
 やはりごんずいLOVE計画も実現までに10年コース
 なのかもしれない(ちょっと弱気)。
 



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