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唐橋を渡り、石山商店街の中を通る東海道。総門跡付近で一度琵琶湖に近づいた後、膳所城脇を通って大津宿へ向かいます。京都を目の前に、53宿目に到着です。 |
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東海道は、住宅地の中を、右に左に曲がりながら、大津宿へ向かいます。繰り返し京阪電車の踏切を渡り、瓦ヶ浜・中庄駅近くを通り、やがて、膳所城大手門跡に至ります。この間、曲がり角を間違えないように注意が必要です。 東海道が、比較的直線となると、和菓子屋が何件かありました。そういえば、そろそろおなかがすいたな・・・。そんな時、ガラス窓に「東海道名物 かねひら餅」と書かれた紙が貼ってあるのが目にとまりました。「東海道名物」、この言葉に弱く、中へ入ってみることにしました。かねひら餅は、きな粉をまぶしたかわいらしい餅菓子です。店内で食し、歩き再開。 しばらくすると、小さな交差点脇に、「膳所城大手門跡」の石碑がありました。控えめに建っていたので、あやうく見逃してしまうところでした。 |
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<写真説明> 左上:かねひら餅 右上:亀屋廣房(かねひら餅を販売) 左下:膳所城大手門跡 |
和田神社〜敬願寺 | ||
しばらく真っ直ぐな道が続きますが、和田神社(写真左)の先で、東海道は左に曲がります。正面には敬願寺が見えますが、敬願寺の横を右に曲がり、少し先を左折します。さらに、その先で今度は右折をします。このあたりも、小刻みに右へ左へと曲がりますので、注意が必要です。やがて、東海道は膳所城北総門跡に至ります。 |
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右に左にと曲がってきた東海道。最終的に左折をする場所には、「膳所城北総門跡」の碑が建っていました。左折ポイントで正面に見えるので、結構目立ちます。 東海道を道なりに進むと、やがて義仲寺につきます。境内には、木曽義仲の墓と芭蕉の句碑があります。[ 詳細 ] |
大津宿へ | ||
義仲寺を過ぎ、京阪電車を越えると、やがて東海道は53宿目、大津宿へと入っていきます。大津市に入ってからは、左写真のような案内板が街道沿いにあるので、これを参考にしていけば、それほど迷うことはないでしょう。 東海道は、道幅も狭くなり、何度か通りと交差しながら、大津宿中心部へ向かって進みます。宿場の雰囲気はほとんどありませんが、所々旧家が残ります。 |
滋賀県庁前〜行程終了地点 | ||
近代化した建物の中を、東海道は突き抜けていきます。すでに、街道というよりは、都市ならばどこにでもある路地といった感じになっています。やがて、左手に滋賀県庁の建物が見えてきます(写真左)。県庁を越えると、一際広い通りと交差します。この通りを左に行くとJR大津駅です。きりがいいので、今回はここで行程を終了しました。次回は、いよいよ最終行程、京都三条大橋に到着します。 |
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