小田原・曽我丘陵へのサイクルツーリング 

 (2014年11月30日、神奈川県小田原市、南足柄市、中郡)


11月最後の週末は天気も回復したので小田原は曽我丘陵へ行ってきました。といってもハイキングではなくサイクルツーリングです。曽我丘陵へは自転車でのピークハントとなりました。

jR鴨宮駅までは車利用。駅前に駐車して自転車で走りはじめます。酒匂川を越えて伊豆箱根鉄道大雄山線に沿って北上。道はやや狭いですが走りやすいルートです。大雄山駅は以前明神岳に登るために利用したはずですが記憶にありません。20年近く前の話です。

再び酒匂川を越えます。橋の上から望む西丹沢が紅葉で見事でした。新松田の駅前に出ます。やはり20年ちかく前、残雪の西丹沢を歩いてこの駅までバスで下りてきたことがあります。そのときに入った駅前の中華屋がまだ残っていたのには驚きました。さて駅前からは曽我丘陵にむけて一気に上り坂に転じます。目指す浅間山317mまでの標高差を稼ぎます。歩きでの登りとは違い自転車は疲れます。ギアを一番軽くしてひたすら登るのみ。それでもいつしか遥か眼の上を高架で走っていた東名高速を、眼下に見るようになります。

曽我丘陵の稜線には細い林道が背に忠実についておりこれを辿ることになりますがとんでもない急坂もあり降りて自転車を押し歩きます。ここは3年前に一度走ったことがあるのですがこんなにきつかったっけ?紅葉が見事ですが昨日の雨で葉も落ちて、濡れた落ち葉が滑りやすい。サイクルツーリングシューズのクリートがつるつると妙に滑りやすいのです。

何とか浅間山に登りつきます。無線中継設備のたつ味気ない場所です。一応2万5千分の1図にその名を記する山頂ですのでここでアマチュア無線開局。430で一局交信。下山にかかります。と、林の中からいきなり迷彩服を着た男が数人でてきました。手にはエアガン。コンバットゲームなのでしょう。山の上でアマチュア無線をするのもオタクですが、これもあまり一般的ではない趣味といえますね。世の中のいろいろな人が居るようです。

自転車に跨りブレーキングをするとジャックナイフになりそうな急な下り坂です。自転車を降りてゆっくりと注意しながら下りていきます。林を抜けると古怒田という集落で、その先でミカン畑の広がる丘陵となりました。長閑な風景の中、風を切り気持ちよい下りです。中井町におりて国道1号線まで南下。相模湾を左手に鴨宮駅まで戻りました。

走行距離は42キロ、自転車での丘陵ランを楽しんだ日でした。

使用車 : 東叡ランドナー

(西丹沢を望みながら酒匂川を渡る) (曽我丘陵に向けて標高を稼いで行く) (稜線の道は西日と落ち葉で溢れていた) (中井町側はミカン畑が広がる)

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