16:00メキシコシティ空港に到着する。その後、有名な税関に向かう。何が有名かというと、税関を通るときに赤と青のランプがついたボタンがあり、税関を通るときにそのボタンを押すのだが、このときどちらかのランプがつく。青のランプがついた人はそのまま通過できるのだが、赤のランプがつくと、荷物を全て開けてチェックされるそうだ。まことがその税関のボタンを押すと、赤がついてしまった。「じゃ、テーブルの上に荷物を置きなさい。」と手招きされる。みくりんのほうを見ると、さっさと通過していた。
【ここでもみくりんは強運だった。日頃の行いは自慢できないのだが…】
「せっかく詰め込んだ荷物を全部出さなきゃいけないのか、また詰めるのは大変だな。」と思っていると、審査官はバックパックの上を開け、手を2,3回突っ込んだだけで、「もういいよ。」と、荷物を返してくれた。サイドポケットなどは、開けもしなかった。少し拍子抜けしたが、荷物を詰めなおす手間が省けてよかった。きっと日本人だから信用されているのだろう。
【(注)いやいや、見方によってはクールな爆弾犯にも見えるぞ】
税関を出ると目の前に両替所が何軒かあり、レートを見ると店によってかなり違う。レートは2種類に分かれており、¥1=0.056ペソと、¥1=0.069ペソとかなり違う。計算すると1ペソ=¥17.9と、¥14.3である。当然みくりんはペソの安いほうで両替したが、こんなに違うレートの店が隣り合っていて、なぜ片方の店がつぶれないのか不思議である。
【知的みくりんの判断によると、日本人観光客が意外に少ないので、どうでもいいと思われてるとしか思えない。さらにメキシコの経済が破綻している理由が分かったような気がした(^o^)】
私の方はCITI-BANKのカードで、ディスペンサーからペソを引き出す。後で計算してみると1ペソ=¥13.3と、両替所よりもお得であった。ホテルの紹介所が税関の中にあったので、また税関の中に戻り、ホテルの予約をしてもらった。その後、ホテルまでのタクシーチケットも隣で購入。距離でチケットの値段が決まっており、ぼられたりすることは無いそうだ。ホテルまで66ペソだった。
その後、また税関を通り、審査官に「さっきも通ったんだけど、ホテルの予約をするためにまた入ったんだ。」というと、妙なやつらだ、というような顔をされ、結局二人とも荷物検査をされてしまった。
【さっき調べられなかったので今度は調べられてやったんだ(byみくりん)】
一日に二回も同じ税関で荷物検査をされたのは私くらいだろう。
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