Namazu 2.0.13/2.0.14 既知のバグ
Namazu 2.0.13 リリース後に判明したバグ(一部)です。随時更新予定。
最新のソースではこれらのバグの多くは修正済みです。
修正された内容は、次の Namazu 2.0.15 に反映されます。
(セキュリティフィックスリリースの Namazu 2.0.14 には反映されていません。)
namazu,namazu.cgi 関係のバグ:
- namazu で --sort オプションに引数がない場合、Segmentation fault が発生します。
- 検索式に or を含めた場合、補助検索式の評価順序を誤ります。
mknmz 関係のバグ:
- ドイツ語テンプレートの lang が dn になっているバグと実体参照の修正。修正パッチnamazu-2.0.13-de.diff。
- 文書削除後、インデックスを更新した場合に文書数を誤るバグがあります。
- mknmz --help の表示およびドキュメント類で、-z オプションを -X オプションと誤っています。
- mknmz で、日本語以外でも chomp_eucjp を通るため、日本語環境でない場合に文字の欠落を起こすことがあります。
- テキスト文書中に 0x7f(DEL) を含むと、それ以降の文字列が無視されます。
- mknmz を実行する度に NMZ.slog のモードが 0666 に変更されてしまいます。
付属ツール関係のバグ:
- 環境によっては、インストール時に gtnmz の実行属性が付かない場合があります。
- gcnmz, nmzmerge を使用すると NMZ.status の files, keys の数値が1000を超えた場合にカンマが含まれます。このため mknmz でワーニングが表示されます。
- nmzmerge で、source_dir1 の field の種類しか有効にならず、source_dir2 で別の種類の field があった場合は、その field が無視されます。
同梱の File-MMagic のバグ:
- ファイルサイズが 4バイト未満のファイルの場合、ワーニングが出ます。
Windows 版のバグ:
- Shift_JISで2バイト目が5Cとなる文字(「表」,「能」,「構」,「十」,「申」,「予」等)が最後に付く名前のフォルダ以下のファイルがインデックス作成の対象外になります。
-> Perl が Shift_JIS のファイル、フォルダに対応していないためで根本的な修正は難しいです。
- mknmz -U で、俗に言う機種依存文字を含むパス名を処理した場合、インデックスを壊すことがあります。
内部の漢字コードは EUC-JP のため、変換できない文字をゲタ(〓)文字に変換することで回避することにします。
ただし、機種依存文字をパス名に含む場合は、リンクを開くことができません。これは仕様です。
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