一口メモ

 商売の方法ならどんなものでもビジネスモデル(ビジネス方法)特許になると思われている方が多いようですが、それは間違いです。例えば、経済法則、人為的取決め、人間の精神活動のみを利用したようなものは駄目等の、種々の制約があります。

 そして、この種の出願は、普通の特許出願に比し、極端に拒絶される確率が高いという現実があります。この種の出願の特許査定率(注1)は、2003年及び2004年においては8%に過ぎません(全分野の平均値は約50%)。ビジネスモデル特許に関心がある方は、まず、特許庁ホームページの関連記事をお読みになることをお薦めします。

※注1 特許査定率=特許査定件数/(特許査定件数+拒絶査定件数)

どんなものでもビジネスモデル(ビジネス方法)特許になる訳ではありません。

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