９．　２０６〜２２８位

• 国内ミステリ系　８作。　国内冒険系　１作。　国内ＳＦ系　２作。
  海外ミステリ系　８作。　海外ハードボイルド系　３作。　海外冒険系　１作。
  マンガ（ミステリ系）　１作。　マンガ（ＳＦ系）　１作。
  ２２８位既読数の全体既読数割合は、３７／３７８＝　約１０％。
  ２０６〜２２８位までの作品については、無作為抽出のミステリ者が１０人いれば、たった１人が既読の割合？

• ここでも海外作品既読数＞国内作品既読数。この状態のまま３００位まで続くのかも（汗）？

• 堀晃『太陽風交点』が意外に読まれてると感じて嬉しくなってしまいました。ハード理論はチンプンカンプンだったし、今ではもう内容も覚えていない悪い読者なんですが、読んだ当時は「へ〜。日本のＳＦにもこんなタイプの作品があるんだ〜。何だか嬉しいな〜」と、くそ生意気な感想を持ったことだけは覚えています（汗）。

• ちなみに堀晃さんの相方、かんべむさしさんの作品もリストに入れようかと思ったんですが、結果がでるのが怖くて、入れるのを断念しました（汗）。毎度の事ながら内容を忘れてますけど、『孤島黙示録』にはかなり興奮したことを覚えています〜。

• 海外では現代作家の作品と認識してるものが、ヤッフェ『ママの〜』・ハリス『ブラック・サンデー』・パレッキー『サマータイム〜』と３つも入ってるのに、なぜか「そんなもんなんだろうな」と納得してしまいました（苦笑）。

• 結果が納得いかないもの→　笹沢左保『霧に溶ける』、景山民夫『虎口からの脱出』、マクリーン『女王陛下の〜』
  結果は嫌だけど、妙に納得したもの→　山田風太郎『天誅』と由良三郎『運命交響曲殺人事件』（爆）

　１０．　２３１〜２５８位

• 国内ミステリ系　６作。　国内ハードボイルド系　２作。　国内冒険系　３作。　国内時代物　１作。　国内ＳＦ系　７作。
  海外ミステリ系　７作。　海外ハードボイルド系　３作。　海外冒険系　２作。
  ２５８位既読数の全体既読数割合は、２７／３７８＝　約７％。
  ２３１〜２５８位までの作品については、無作為抽出のミステリ者が１４人いれば、たった１人が既読の割合？

• この既読割合・・・・。このランク内で既読数が多かった人は、そろそろ「マニア」になるかもしれませんね。
  それにしては創元推理文庫の「ホームズのライヴァルたち」がたくさんあるぞ（大汗）！！

• ここにきて国内作品がたくさんでてきましたが、その割りにミステリ系が少ないです。
  メジャー作家、山村美沙さんのあまり有名でない作品が下のほうにきています。でもこの『黒の環状線』は、ミステリネタの応用が綺麗に決まっていて、タイトルも洒落た美味しい一品だと思うんですけどねぇ。
  んでも、ここで使われたネタは、今のミステリ多量生産（大量生産にあらず）時代にはもう面白みの感じられないネタになってしまってるような気もするし・・・。微妙なところかなぁ（苦笑）？

• 冒険小説の名作・ハードボイルドの名作としても世に知られていて（ホントか？）、私も大好きな生島治郎作品２作がそろってここでランクイン。
  ・・・・・・・・すみません。愚痴らせてください。
  　　『なんで、この２作がこんなところに引っ込んでいるんだよ〜っ！！』（号泣）

• 海外作品は古典作家だけでなく、今の時代に活躍してる作家さんの姿もなぜか見られます。
  エルロイしかり、スターク（ウェストレイク）しかり、ブロックしかり。キャロリン・Ｇ・ハートもそうなるかな？
  んでも、そのハート『ハネムーンの殺人』と、ジョン・バカン『３９階段』が並んでいるのは、いとおかし（笑）。

　１１．　２６２〜２８８位

• 国内ミステリ系　１４作。
  海外ミステリ系　８作。　海外ハードボイルド系　４作。　海外冒険系　１作。
  マンガ（冒険系）　１作。　マンガ（ハードボイルド系）　１作。
  ２８８位既読数の全体既読数割合は、１２／３７８＝　約３％。
  ２６２〜２８８位までの作品については、無作為抽出のミステリ者が３３人いれば、たった１人が既読の割合？

• あの誰もがそのシリーズ名を一度は耳にしたことがあるであろう『８７分署シリーズ』。
  しかもシリーズ内でもよく引き合いにだされる２作品、密室と爆破サスペンスが同じ時間内で展開されるとんでもない作品である『殺意の楔』と、名犯人キャラが初お目見、キャレラ達との必死の攻防を描いた『電話魔』の２作が共にここにランクインしてるのには、心底驚いてしまいました。
  ・・・・・・・・今、私は「遠い目」をしています（爆）。

• 山田正紀『氷雨』は、確かここ数年のうちに文庫化されて今でも入手可能なはず。でも、このリストにもあがっていて、同文庫からでてる『女囮捜査官　視覚』（144位）とは倍近くも離れています。きっと『螺旋』や『阿弥陀』がこのリストに入ってたとしたら、もっと上位にあったんじゃないかと思えて仕方がありません（入れとけば良かったと後悔）。
  だのに、なぜに同文庫からでているこのミステリだけが、なぜにここに位置しているのか？私が思ってるほど「作家買い」をする人は、そんなに多くないのかもしれないなぁ・・・・・・・。

• 小林信彦『侵入者』も、出版社の知名度から考えれば、わりと読まれているなぁという印象。
  この作品は、あくまで極私的ですが、小林信彦ミステリで一番のお気に入り作品かもしれない。というかオヨヨシリーズの内容を全て忘れてしまってるから、全くあてになりませんが・・・（汗）。
  逆に黒川博行『アニーの〜』は、もっと多くの人に読んでもらいたいと思う１作。
  いや、ほんとに面白いんですから〜（汗）！！

• 関川夏央＆谷口ジロー『事件屋稼業』がここにランクイン。またあのお方の叱り声が聞こえてきそうです（笑）。

　１２．　２９１〜２９９位

• 国内ミステリ系　６作。
  海外ミステリ系　１作。
  マンガ（ハードボイルド系）　３作。
  ２９９位既読数の全体既読数割合は、７／３７８＝　約２％。
  ２９１〜２９９位までの作品については、無作為抽出のミステリ者が５０人いれば、たった１人が既読の割合？

• そりゃ狩撫麻礼＆松森正『ライブマシーン』や種村直樹『トンネル駅〜』や浅川純『社内〜』を読んでいたらマニアと呼ばれそうですわな（汗）。　んでもいったい何のマニアだ（爆）？

• 海外モノでただ一つ、ここにランクインしたのはあのメグレ警部で有名なジョルジュ・シムノンの作品。
  ちなみに本そのものが現役本じゃないし、他に有名なシリーズ作品も数多くあるのである意味、妥当な既読数かもしれませんね。でもこの作品もとてもいいミステリだと思います〜。

• 津原やすみ『うふふルピナス〜』は、ライトノベル（？）系統ですが、非常にオーソドックスな本格ミステリで、読みおえたときは「得したな〜」と、一人で悦にひたってました（笑）。
  同じような経験を味あわせてくれたのが、山崎洋子『三階の魔女』と佐野洋『死体が二つ』。
  これらの作品がまだ未読で、将来、読むことがあるかもしれない皆さんは、とおおぉっても　シ・ア・ワ・セ！！

で、実は感想はここまでじゃなく、まだ個別の感想があったりするのです。
お暇な方は、まだまだお付き合いくださいませ（汗）。

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