はやみね作品ミステリ小ネタ集  ※人によってはネタバレになるのでご注意を。

機巧館(からくりやかた)のかぞえ唄

参照本:「機巧館(からくりやかた)のかぞえ唄―名探偵夢水清志郎事件ノート―」 1998年6月15日第1刷発行

 

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該当ページ等 小ネタ 説  明
P.6 6行目 『夢の中の失楽』 日本の「四大ミステリ」と呼ばれているミステリがありまして、そのうちの一つ
に竹本健治の『匣の中の失楽』があります。現実と虚構・虚構と現実、それと
も現実と現実・虚構と虚構が入り混じって繰り広げられているこのミステリは、
なんと作者が若干22歳の時に連載がはじまったそうです。恐ろしいっす(汗)。
P.10 5行目 江戸川乱歩賞 日本ミステリ界の巨人、江戸川乱歩が探偵作家クラブに寄付を行い、このお金
を基にしてミステリの賞が設けられました。それがこの江戸川乱歩賞で、今は
新人ミステリ作家の登竜門的存在の賞となっています。
ちなみに第一回目は、これまた日本ミステリ界の「解説」巨人といえそうな中島
河太郎の『探偵小説辞典』に授与されました。
P.10 6行目 受賞作を第二回以降
ぜんぶいえる
なぜ第一回目の受賞作が言えないのかはわかりません(汗)。
さぁっ! みんなも下の文章を覚えて亜衣ちゃんをびっくりさせよう!!

 探偵ハヤカワ、猫は濡れ、危険な・・・枯草。
 華やかな大いなる孤独蟻。
 天使殺人の伯林・・・。
 高層の殺意・・・仮面。
 アルキメデスは暗黒蝶たち。
 五十万年の時をきざむ透明なぼくら。
 プラハからの猿丸原子。
 焦茶黄金。
 写楽天女の放課後、モーツァルトは花園の風。
 白色の浅草フェニックスの剣。
 連鎖ナイト、白く顔に。
 検察テロリストの左手に破線。
 果つるtwelve、八月の脳。13滅び。

え〜・・・。暗号じゃありませんよ(爆)。
P.58 1行目 ミルクのような霧 P.57から第ニ部の「夢の中の失楽」がはじまっています。で、この「夢の中の失
落」は竹本健治『匣の中の失楽』を意識して書かれてまして、それはこの表現
からも汲み取れます。証拠は『匣の中の失楽』の中にあります(笑)。
P.65 9行目 平井龍太郎 江戸川乱歩の本名は「平井太郎」ですので少し違いますが、立教大学名誉教
授で、乱歩のご子息である方のお名前は「平井隆太郎」なのです。
たぶんこの「龍太郎」は、乱歩の好んだ言葉「うつし世は夢、夜の夢こそまこと」
でいうところの「まこと」の中に存在している人かもしれません(笑)。
P.66 6行目 鮭紙賞 わざわざ魚へんの漢字が使われてるので、まず鮭紙賞=鮎川賞でありましょう。
国内で「本格ミステリの巨匠」といわれた鮎川哲也の姓名をかぶせ、新人作家
の本格ミステリを対象とした新人賞、「鮎川哲也賞」が東京創元社によって設け
られました。第一回は平成2年度で、この賞は現在(平成14年2月時点)も続い
ております。
P.66 14行目 日本推理作家協会 江戸川乱歩を中心に、探偵小説同好者が集まった親睦会「土曜会」がそもそも
のはじまり。そこから体制を整えた親睦団体として設立されたのが「日本探偵
作家クラブ」で、社団法人化を機に、名称が日本推理作家協会となりました。
今、こうしてたくさんのミステリが読めるのも、先人の地道な活動が実を結んで
いる結果だと思います。
P.78 6行目 甲賀三郎 今(2003年)から110年前に生誕(1893年)した作家さん。、『支倉事件』という犯
罪実録小説も有名で、創作でも『琥珀のパイプ』(長編)、『ニッケルの文鎮』(短
篇)などがよく知られています。トリックを生かした作品が多いらしいです。私は確
かまだアンソロジーで1,2作読んだだけでございます(苦笑)。
P.79 5行目 本陣殺人事件 戦争が終了した翌年、それまで圧殺されていた状況を払拭するかのごとく、本
格推理小説としていちはやく書き上げられた作品。密室には不向きと言われて
いた日本家屋を舞台にして堂々と密室ものを成立させただけでなく、外国とは
全く異なる独自の日本の文化・生活様式のなかでも本格ミステリとして成立させ
た凄い作品(密室でいえば後年の山村美砂による『花の棺』も日本的で好き)。
そういえば、この作品のなかで名探偵の金田一耕助が「アントニー・ギリンガム
(A.A.ミルンが『赤い館の秘密』で登場させた名探偵)に似ている」と書かれてい
ます。なんのことはない、横溝正史もはやみねさんみたいに「小ネタ」を仕込ん
でいたんですね(笑)。
P.79 5行目 雑誌『宝石』 戦後に刊行された推理小説専門誌。国内ミステリの掲載や新人作家の登用は
もちろん、のちには海外ミステリや本格以外のジャンルの作品も扱ったりしてい
たとのこと。250号で終刊となったそうです。
P.79 5〜6行目 高木彬光 戦後の昭和ミステリ界を代表する作家の一人。誰が言い出したか知りません
が、日本三大名探偵の一人の神津恭介を生み出した人です。他にも"検事"霧
島三郎、"青年弁護士"百谷泉一郎、"侠客"大前田英策、"グズ茂"近松検事、
"謎の男"墨野隴人など、多くのシリーズキャラを生み出しています。代表作とい
われるものもたくさんありますが、それは下の段にて(汗)。
P.79 6行目 刺青殺人事件 高木彬光のデビュー作で長編です。この時点で既に神津恭介と松下研三のコン
ビが登場していますので、神津デビュー作品でもあります。
他にも有名な作品としては『能面殺人事件』『妖婦の宿(短編)』『呪縛の家』『人
形はなぜ殺される『邪馬台国の秘密』『検事 霧島三郎』『誘拐』など多数。
また、ノンシリーズの『白昼の死角』は映画化されて一般の人にも有名になりま
した。
P.81 6〜7行目 維納オルゴールや倫敦
時計、上海香炉なども〜
ミステリ作家の太田忠司が生み出した数あるキャラのうちの一組、「霞田兄妹」
が活躍する、国名ならぬ「都市名」シリーズのタイトルで使われたものばかりが
あげられています。ある意味、太田ミステリははやみね作品の最も良きライバル
ミステリかもしれませんね。
P.83 10〜11行目 系図がでてくるような作品 実際に系図がでてくるミステリをここにあげようとしたんですが、どうもイギリス
の作家、ジェセフィン・ティによる歴史ミステリの定番作品『時の娘』しか思い出
せません(汗)。二階堂黎人のミステリで、昭和40年代を舞台に二階堂蘭子が
活躍する一連のシリーズが思い浮かぶのですが、登場人物紹介はあっても
「図」となると難しいです(苦笑)。
P.89 2〜3行目 書生 明治・大正・昭和戦前などの時代には、書生さんが多かったはずなので、その
頃の探偵小説のなかでもきっといろんな人がでてるはず。でも「書生で名探偵」
というのは、不勉強にして私はあまり聞いたことがありません。
P.95 6行目 黒い革手ぶくろをした
〜を持った人
1994年に『姑獲鳥の夏』でデビューしたあと、『魍魎の匣』『狂骨の夢』『鉄鼠の
檻』などの独自のミステリ世界で、平成以降のミステリファンはもとより、昭和
中期以降のオヤジミステリファンも巻き込んで多くの人を喜ばせた作家の京極
夏彦のことだと思います。この作家のトレードマークが黒い革手ぶくろなので。
P.95 6〜7行目 やさしそうな笑顔で
〜手品を披露している人
ミステリ作家で手品、それにやさしそうな笑顔といえば、やっぱり泡坂妻夫を思
い浮かべてしまいます。泡坂さんは優れた創作奇術を発表した人に与えられる
「石田天海賞」を、ミステリ作家としてデビューする「以前」に受賞したほどです。
P.95 7行目 男の子の人形
〜マリオネット使い
京都大学ミステリ研出身のミステリ作家のうち、本格だけにとどまらずより広範
囲のミステリジャンルで活躍しているのが我孫子武丸。その多彩な作品群のな
かに、腹話術師の朝永嘉夫と、彼が操る男の子の人形「鞠小路鞠夫」が名探
偵として活躍するシリーズがあるのです。
P.96 8行目 もじゃもじゃ頭の
〜ギターをかき鳴らしている
この人が実は特定できません(汗)。
探偵小説が大好きでバンド活動もしている(いた?)人では喜国雅彦という方
がおりますが、この人は漫画家なので違うと思います。
ビートルズフリークでいえば島田荘司もそうですが、昔は岡嶋二人という名前
で二人組みで活躍、現在は一人で作家活動を続けている井上夢人も長身痩
躯の人ですし・・・。んでも私のイメージで行けば、やっぱりここは島田荘司と
しておきたいです(笑)。
P.100 9行目 青のブレザー 毬夫という名前で、この服装。やっぱり前述の名探偵「鞠小路鞠夫」を思い浮
かべずにはいられません(笑)。
P.114 14行目 ヴァン=ダインの
『僧正殺人事件』
アメリカのミステリ作家。でもミステリを書く前は美術評論家・文芸評論家とし
て活動してたとのこと。『ベンスン殺人事件』からはじまる長編全12作のうち、
前半6作は、その出来のよさから高く評価されていることが多いのに対し、後
半6作は悲惨な目にあっています(苦笑)。
また、この人が作った「推理小説二十則」はとても有名で、今の時代には通
用しない内容も多々見られますが、ここまでミステリに対して正面から立ち向
かったその心意気・愛情を汲み取り、「基本中の基本」としてここから逸脱して
も「いいところ、逸脱すべきところ」と「悪いところ、逸脱「しちゃいけないところ」
を自分なりに判断出来る指標としてとらえる必要があるように個人的には思っ
てますが、こんな思いは小ネタに何の関係もありませんね。すいません(汗)。
『僧正殺人事件』はシリーズ4作目で、3作目の『グリーン家殺人事件』となら
んで、ヴァン=ダインの代表作としてよく名前があがります。この作品の見立て
は、イギリスの童謡「マザー・グース」がもとになっています。
P.142 3行目 本の背表紙だけを〜
カメの甲羅みたいな〜
私、このネタが使われた作品を実際に読んだことがあります。で、そのシーン
を読んだ時はものすごく胸がドキドキハラハラしたのを覚えています(笑)。
P.170 9行目 薔薇なんとか タイトルのはじめに「薔薇」とつくミステリは国内ものにもありますが、「厚い本」
ということなので、これは恐らくイタリア人のウンベルト・エーコが書いた『薔薇
の名前』でしょう。エーコは本業は学者(記号論)であり、美学研究者でもある
そうです。が、記号論なるものがどんなものなのか、私は知りません(汗)。
『薔薇の名前』は中世イタリアの修道院を舞台に起こる謎の事件をえがいたもの
だそうで、けっこう評判のよい作品であります。
P.188 12行目 『見えない人』 ミステリ好きにはかなり知れ渡っている話です。その現実性の可否においても、
話にあがることがままありますが、私は普段の言動とは矛盾してるんですが、
なぜか擁護派です。現実味より論理味のほうが美味しかったので(笑)。
このネタを作ったのは・・・。え〜・・・っと。とっても有名な人(爆)。海外古典の
短編ミステリで、古典が好きになったらこの短編が含まれた一連のシリーズも
の短編集をいつかきっと手にとるはず。その日がくるのを楽しみにお待ちください
ませ(笑)。
P.208 2〜3行目 天藤真の
『あたしと真夏とスパイ』
天藤真は主に昭和30年代後半〜50年代に活躍した推理小説家で、泡坂・連
城とならぶ、今の新本格世代の人に読まれる率の高い作家さんです。ユーモア
味があって、優しさも感じられる作品に人気があるようで、特に短篇集『遠きに
目ありて』に長編『大誘拐』は定番といっていいほどかも(笑)?
『大誘拐』はある雑誌が企画した「20世紀傑作ミステリーベスト10」で、堂々の
1位に輝いたほどです。
『あたしと真夏とスパイ』は短篇集ですが今(2003年2月)は絶版状態。確か、
はやみねさんも探していたはず(笑)。でも、創元推理文庫から天藤真の短編
が再編集されて刊行されているので、この本の所収作も再編集分に網羅され
ているかもしれません。
P.244 3行目 「サウナぶろで〜」 これもミステリ好きには有名なネタ。このネタを考えた作家の作品は、私の知る
限りではこの1作しか日本に紹介されていないようです。間違ってたらごめんな
さい(汗)。このネタの元作品を読んでみたいと思う人は、やっぱり海外古典短
編を好きになってみてください。そうすれば古典を追いかけるうちに、きっと出会
うはずです。大○○がきっと導いてくれるはず(笑)。
P.257 6行目 謎宮会東京分科会 日本初のミステリ専門文庫「創元推理文庫」を創刊し、今はミステリを中心に、
さまざまなジャンルの作品を刊行している出版社である東京創元社が主催す
るミステリの同好会が「謎宮会」とのこと。きっとバラエティ豊かな活動をされて
いるに違いない(笑)。
P.258 2行目 辻真先 脚本家、ミステリ作家。脚本家としては「鉄腕アトム」「ジャングル大帝」「エイト
マン」「巨人の星」「サザエさん」などの超有名アニメを手がけています。
ミステリでは『アリスの国の殺人』で日本推理作家協会賞を受賞。はデビュー
作は『仮題・中学殺人事件』で、その一連のシリーズ『盗作・高校殺人事件』、
『改訂・受験殺人事件』は本格ミステリ好きにも有名。迷犬ルパンの生みの親
でもあります。今、活躍しているミステリ作家さんの中に辻真先のファンの人は
多そうです(笑)。

 

*************** ここから下は お・ま・け ***************

該当ページ等 小ネタ 説  明
P.10 11行目 ガメラ ゴジラと人気を二分する、日本映画界が生み出した怪獣。名前の通り、その
容姿はまさに亀をもとにしたもの。個人的イメージですがゴジラの「動」に対し
てガメラには「静」を感じます。
初映画は1965年の公開で、どうやら併映は鞍馬天狗で時代を感じさせます。
2作目の併映作はなんとあの「大魔人」!! なんて豪華な組み合わせ(笑)。
平成に入ってから作られたガメラは、話の骨組みんお確かさとリアリズム、
それにCGのよさが加わって評判がよく、「ガメラ2 レギオン襲来」は第17回
(1996)日本SF大賞を受賞しました。
P.66 2行目 古本屋さんを何件も、
はしごしちゃった
ここを読んでくれているような人は、過去そうであった、もしくは現在そうである、
あるいはまた、近い将来そうなる可能性が高くなりそうな人だと思います(爆)。
でも探してる本が見つかった時は、亜衣ちゃんじゃないけれど、それこそ無意
識の行動をとってしまいます。私の場合は「幻の右ストレート」(知らぬ間に、
見えないほどのスピードでその本を掴む)でございます(汗)。
P.86 4行目 芥川龍之介 大正時代から昭和のはじめにかけて活躍した小説家。「鼻」「蜘蛛の糸」「或
る阿呆の一生」「トロッコ」など有名作多数。その中でも「藪の中」という短編は
事件にかかる「証言」というものに対して深く考えさせられるような内容で、ミ
ステリ好きにも有名であります。
P.88 14行目 仲村匠くん 表記が違うので思わず見逃すところでした(汗)。今までのシリーズからわざ
わざ表記を変えているところに、P.61〜124のお話が「第一の夢」という、今ま
での夢水シリーズ内の世界とは異なる次元の話だということをあらわしている
というのは勘ぐりすぎでしょうか(苦笑)?
P.101 5行目  『ぺっとんとん』 この機械の説明をよむと、おもちゃメーカーのバンダイから1996年に売り出さ
れた「たまごっち」が思い浮かびます。あれだけ流行ったのに、私は現物を見
たことも触ったこともありません(苦笑)。
  ※上の追記 ※たなポンさん からの情報。
昔、「ぺっとんとん」という名の特撮番組があったとのこと。さっそく検索で調べ
てみたら、ありました〜。地球にやってきた宇宙生物「ぺっとんとん」と、仲良く
なったネギ太くんを中心としたコメディタッチの番組のようです。
今(2003.04)から16,7年前に放映されていたようで、なんと石森章太郎の原
作だとのこと!! この存在をち〜っとも知りませんでした(汗)。
放映された時間帯が日曜 9:00〜9:30ということで、同じ石森章太郎原作の
「ロボコン」以降の流れをくんでいそうな気がします(笑)。
P.102 6行目 最後のメッセージには〜
ユニコーンがあらわれる
何かあるはずだと思うんですが、判りません(泣)。
同様の疑問を抱えていて、期待してこの説明を読まれた方。
本当にごめんなさい(汗)。
  ※上の追記 たなポンさんからの情報で「ぺっとんとん」については判ったのですが、こちら
は判らずじまいです(汗)。まず「ぺっとんとん」に関連したことだとは思うので
すが・・・。
ひょっとしたら、ぺっとんとんは実はユニコーンだったという、童話「みにくいア
ヒルの子」パターンが、番組のオチだったのかもしれませんね(笑)。
P.112 8行目 でんでん 話には全く関係ありませんが、「でんでん」という名のコメディアンがおります。
昔、「お笑いスター誕生」に出演して人気者になっておりました。今は2時間ド
ラマなどの刑事役で見かけることがあります。
P.114 8行目 アディオス! スペイン語で「さよなら」の意味。ちなみに「チャオ」はもう少し軽い言い方の時
に使うようです。
P.208 5行目 『アポロ月面着陸!』 アメリカのケネディ大統領が、1960年代中に人類を月に立たせるとの計画を
発表しました。それがアポロ計画と呼ばれるもので、月面に着陸したのはア
ポロ11号。1〜6号は無人飛行、7〜10号はテスト飛行だったらしい。月着陸
は1969年7月20日。日本では「海の日」ですね(笑)。
P.215 12行目 青汁 とても苦いけど身体によいらしい飲み物。でも私は「宇宙人の血」を連想して
しまってとてもじゃないですが飲めません←屁理屈(苦笑)?
P.225 4行目 ブリリアントな午後 田中康夫長野県知事は昔、小説を書いてまして、当時のおっしゃれ〜♪な
生活を描いてるらしいデビュー作『なんとなくクリスタル』が大ヒット。で、その
次に書かれた作品のタイトルが『ブリリアントな午後』。
私には縁遠い内容とみなして、今だ読んでおりません(苦笑)。
P.228 5行目 大魔神 映画会社の大映が誇る、ガメラとならぶ特撮映画の大スター。日本の戦国
時代に「成敗」する怪物を生み出し、怪獣映画のカタルシスとドッキングさせ
てしまったのは凄いなぁと思います。

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