■楽しいおもちゃをゲット!
 
仕事柄、Adobe Illustratorは必需品で(なんと、88からのユーザーである)、まめにアップグレードしているのだが、CSの前のバージョンはアップグレードせず、バージョン10を使い続けていた。ショートカットキーから、スォッチパレットまでカスタマイズしてあるから、すごく使いやすいんだよね。OSXでも問題なく動くし…
 だが、今回のCS2には、Adobe Streamline(オートトレスソフト)と、Adobe Dimension(3Dソフト)の機能がプラスされるという。ならば、試してみるか〜と新しもの好きな血が騒ぎ出し、大枚(アップグレードでも●万円)はたいてアップグレードした
 3Dは仕事には使えるかな〜と思ったくらいで、感動はあまりなかったが、ライブトレース機能は楽しいぞ!すっかりはまってしまった。中でも、漫画チックなイラストをトレスさせると、いい感じに仕上がる。どこか、切り絵調で柔らかなライン。うはうは、楽し〜ということで、トレスしまくってしまった。ここでは、どういう風にライブトレスを使ったか書こうと思う
neroさんのサイトの「スノーフレーク」という小説に誘発され、描いた、美童と可憐。大きい版はneroさんのサイトでご覧になれます

 Painter Classicで描いた下絵。最初はこの絵に着色しようと思ったので、ブルーのラインにしたが、急遽ライブトレースへ変更。ただし、色線だとうまく線を拾わない場合があるので、下絵は黒で、バックは白がいいと思う。階調が弱い場合はPhotoshopでコントラストを上げるといい

ライブトレースは13種類の線の取り方がある。メニューの上から[初期設定・カラー変換(6色)・カラー変換(16色)・写真(低解像度)・写真(高解像度)・グレースケール・手描きスケッチ・詳細なイラストレーション・コミックアート・図面・白黒のロゴ・ペン画・文字]。各フィルタの線の取り方の違いはこちらから ↑は[コミックアート]でトレスしたもの。線をプルーに色を変更し、Illustrator上で着色。Photoshopで加工し、完成