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ジェンダーについて

「男の子らしい」とか「女の子らしく」とか、難しく言えばジェンダーに関する本です。

本当をいうと、ずっと手を出したくないテーマでした。 いくら成績が良くても、かけっこが早くても「男だったらねぇ」と言われ続けて育った 身としては、男の子(特に弟)は嫉妬と怒りの対象でしかありませんでした。 私の行動力の元は「怒り」ですが、生活の端々にマイナスに影響することもしばしばです。 社会に出て何年も経ち、息子などもってみると「男の子も大変だよね」と思うことも増えてきました。 、そろそろ男の子への「怒り」は手放さなければいけないのかもしれません。

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書名 著者名 出版者 コメント

女の子はサンタクロースになれないの?
エルフィー・ドネリ 国土社  サンタクロースを継げるのは男のだけ、というのでサンタになりたいウィルマ(女の子)と、サンタになりたくないウィリー(男の子)はあることを画策します。これは10年前、アメリカの話です。結果はめでたしですけれど、このお父さんサンタのようにものわかりが良く、自分の非を認めることができる人は、なかなかいないでしょうね。また、お母さんたちのように娘の味方をしてくれる人も。

ろくべいまってろよ
灰谷健次郎 文献出版  犬を助けるときに1人の母親が「だめよ男でなけりゃ」と言うシーンがあります。この部分が問題になって、教科書から消えたという情報があります(未確認)。読み返してみると、ここは”母親”の「力仕事は男にさせよう」という、いわば逆セクハラのように思えます。反応として、子どもたちが「ケチ!」と言ったのは正しいのです。だって、結果的に小学1年生でも知恵を絞って子犬を助けることができたのですから。

ももたろう
日本民話    「おばあさんは川へせんたくに、おじいさんは山へしばかりに行きました」どうして逆じゃないんでしょう。ちなみに、我が家はせんたくも、しばかり(畑仕事)も私がやってます。