アイヌといれずみ
タトゥー(シヌウエ)でも、ピアス(ニンカリ)でも、若者がすると「ファッション」で通ってしまうのはなぜ?
おばさんとしてはちょっとくやしい。

参考にした本
『アイヌのむかし話』 四辻一朗著 国土社 p115
『アイヌの足跡』 満岡伸一 アイヌ民族博物館 p126

初回は7-8歳から14-5歳のあいだから、数回にわけて手術をして完成させる。

入墨をすれば、3つの徳があるものと信じていた。

  • シレトク(美しくなる)ー額の入墨
  • パエトク(話がじょうずになる)−口の入墨
  • 男はラメトク(勇気ある男になる)、女はテケトク(手芸がじょうずになる)−手の入墨

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    入墨を完成しなければ一種の恥辱であるばかりでなく、一人前の娘として認められず、結婚の資格がないことになっていた。

    神聖なものであり、まじないでもあった。