検察捜査 中嶋博行

〈裏表紙のコピー〉
 横浜本牧埠頭の倉庫街で、警官が射殺された。 女性初の経営弁護士(パートナー)を目指しローファームに勤務する弁護士・水島由里子。 彼女は、貿易会社の法的危機管理を担当するうち、巨大な陰謀に気づく。 「依頼人」は、古ぼけた倉庫に何を保管していたのか!? 乱歩賞作家の現役弁護士が描く、傑作リーガルサスペンス。

〈書評〉
 前作「検察捜査」ほど話題にならなかったが、前作にもまして話に深みがあり面白い。>BR> 検察官に関する問題をテーマにしたの「検察捜査」に続く法曹3部作の2作目。
今回は弁護士に関するテーマということで、司法試験合格者の増員による弁護士人口の増加の問題がテーマになっている。
 次の「司法戦争」も既に新書で出ている。

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1999(c)Y.Hotta