1985年11月1日、米国留学出発の日。家族と。家の前で。 with my Family at the front of our Home on the day when I was going to study to the USA November 14, 1985

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2005年8月13～15日は父清家日吉の初盆です

2005年8月2日、初盆の祭壇をつくりました

1985年11月14日、米国留学出発の日。家族と。家の前で。 with my Family at the front of our Home on the day when I was going to study to the USA November 14, 1985

1985年11月1日、米国留学出発の日。家族と。家の前で。 +with my Family at the front of our Home on the day when I was going to study to the USA November 14, 1985

2005年8月13～15日は父清家日吉の初盆です
有限会社ワーキング・クォーズ初代センター長、2004年9月１０日没
生前は大変お世話になりありがとうございました。
障害者と家族－1985年、アメリカ留学の朝。自宅の前で

有限会社ワーキング・クォーズ（働く四肢まひ者）
清家一雄、取締役社長
1985年11月、アメリカ留学の朝。自宅の前で
おば（父の妹）。祖母。弟（三男）。弟（次男）。両親。福岡市早良区昭代

　父親、故清家日吉、9月10日、72歳にて永眠いたしました。そのことについては会社新聞の１７号に書いております。父とのことで思い出しますのは、私の受傷時のことです。１９７３年７月の受傷時、父は４１歳でした。重篤になった私を、父をはじめ家族全体で支えてくれました。市内の溝口外科整形外科病院という救急病院で２週間の酸素テント、３カ月の頭蓋骨牽引を受けました。高熱が出て褥瘡もできました。付添いさんに付いて貰っていましたが、家族もよく世話をしてくれました。

　１年８カ月のリハビリテーションの後、昭和５０年７月３１日退院しました。家族が非常に協力的で、当時としては、まれな早期退院による家庭復帰が可能になったのだと感謝しています。特に、弟達がよく面倒を見てくれました。また父は建築の仕事をしていましたので、家の出入口にスロープを付け、洗面台を使いやすくし、車椅子ではいれる机を作りました。

　昭和５１年４月、高校に車椅子で復学しました。当時は、頚損者にとっての社会復帰としてはせいぜい家庭復帰がいわれていた時代で、私も復学の事などあまり現実の可能性としては考えられなかったのですが、九州労災病院の北島先生が僕の高校の先輩で、復学を勧めてくれ、周囲もそれを受け入れてくれました。高校へは弟も一緒だったので、通学で車椅子を押して貰うなど、弟から介助を受けることが出来、その点でも恵まれていました。昭和５２年３月、卒業しました。昭和５３年４月九州大学法学部に入学しました。通学は弟が車で手伝ってくれました。友人達にも助けてもらいました。

　また、私が入院していた２年間は付添いさんという他人介助でしたが、労災病院にいた２０カ月、付添い代は全部自費でした。ああいった自己負担を個人が何年も何十年も続けるのはほとんど不可能です。家族は独立したり、年老いていきます。全ての障害者に協力的で元気な家族がいるとは限りません。家族にも彼らの生活があります。また、頚損者の介助の場合、一人切りあるいは小数の介助者では容易に燃え尽きさせられる危険があります。こういった場合に、身の回りの世話をしてくれる介助者が必要になる、という事は、私一人だけの問題ではない、と思います。

　家族の構成員が重度の障害をもった場合、家族全体でその人を支えるという意思決定がいかに重要だったかが、振り返ってみると、４８歳の現在では、よく理解できるようになりました。初盆にあたり、ここに父に感謝の意を表したいと思います。　　　　

2005年07月20日、福岡にて

清家　一雄
取締役社長
有限会社ワーキング・クォーズ（働く四肢まひ者）
支援費・介護保険による障害者・高齢者ヘルパーステーション
介護保険事業者番号　4071401394
支援費事業者番号　40130100107116 / 40130200107115 / 40130300107114
大手門事務所
〒810-0074 福岡市中央区大手門１丁目４番６０５号
Tel 092-735-1133 Fax 092-735-1134
昭代ヘルパーステーション
〒814-0012 福岡市早良区昭代１丁目２１番１０号
Tel 092-821-0819 Fax 092-821-0810
携帯電話 090-3073-8130
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　　清家　一雄　
　　重度四肢まひ者の就労問題研究会・代表
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