鼻血管収縮薬(鼻腔噴霧用)

医薬品名
構 造 式
用法
作用
副作用及び注意
塩酸ナファゾリン
塩酸ナファゾリン
0.05%液を、1日6回を限度として鼻腔内に噴霧。血管収縮作用により、局所粘膜の充血を除去し、腫脹を縮小。過敏症状。過量投与で、徐脈、頭痛、血圧上昇、ほか。連用または、頻回使用で、反応性低下するので休薬期間が必要(2週間使用で10日間休薬)。
硝酸テトラヒドロゾリン
硝酸テトラヒドロゾリン

1%液を、
1日6回を限度として鼻腔内に噴霧。
局所血管収縮作用で、鼻粘膜や結膜の充血抑制作用を有している。効果は3〜5時間持続。 過敏症状。血圧上昇、心悸亢進、不整脈、頭痛、めまいほか。連用または、頻回使用で、反応性低下するので休薬期間が必要(2週間使用で10日間休薬)。
塩酸テトラヒドロゾリン
塩酸テトラヒドロゾリン
1%液を、
1日6回を限度として鼻腔内に噴霧。
局所血管収縮作用で、鼻粘膜や結膜の充血抑制作用を有している。効果は3〜5時間持続。
過敏症状。血圧上昇、心悸亢進、不整脈、頭痛、めまいほか。連用または、頻回使用で、反応性低下するので休薬期間が必要(2週間使用で10日間休薬)。

鼻血管収縮薬(内服)
医薬品名
構造式
用法
作用
副作用
塩酸フェニレフリン塩酸フェニレフリン 内服では1日
15mg。
局所血管収縮作用で、鼻粘膜や
結膜の充血抑制作用を有している。
頭重、心悸亢進、胸内苦悶、呼吸困難、悪心、嘔吐、過敏症状
塩酸プソイドエフェドリン
塩酸プソイドエフェドリン

プソイドエフェドリン
内服では1日
180mg。
局所血管収縮作用で、鼻粘膜や
結膜の充血抑制作用を有している。

頭重、心悸亢進、胸内苦悶、呼吸困難、悪心、嘔吐、過敏症状。

前立腺、高血圧、心臓病、緑内障、糖尿病などの方は医師に服用していることを報告。

妊婦の服用について問題のある報告は見られないが、妊娠している人、あるいは妊娠する予定のある方は服用していることを一応医師に報告。
また、お茶(タンニン)やカフェインの入った食品との併用摂取は避ける。

塩酸フェニルプロパノールアミンについては鎮咳薬参照

抗分泌薬
医薬品名
構造式
用法・用量
作用
副作用
ヨウ化イソプロパミド
ヨウ化イソプロパミド
1日量
6mg。
抗コリン作用により、鼻汁の分泌を抑制する。口渇、瞳孔散大、悪心、嘔吐、便秘など
ベラドンナエキスベラドンナ根から製したエキス。ヒヨスチアミン、アトロピン、スコポラミンなどアルカロイドを含む。 1日量
総アルカロイドとして0.6mg。
抗コリン作用により、鼻汁の分泌を抑制する。口渇、瞳孔散大、悪心、嘔吐、便秘など
ダツラエキスチョウセンアサガオ(ダツラ)から製したエキス。ヒヨスチアミン、アトロピン、スコポラミンなどアルカロイドを含む。 1日量
24mg。
抗コリン作用により、鼻汁の分泌を抑制する。口渇、瞳孔散大、悪心、嘔吐、便秘など

注意)服用量は、通常大衆薬で用いられる量です
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