当帰湯(とうきとう)

組成  

トウキ、ハンゲ、ケイヒ、コウボク、シャクヤク、ニンジン、オウギ、サンショウ、カンゾウ、カンキョウ。
目標タイプ
比較的体力の低下した冷え性で血色不良の人が、胸腹部から背部にかけて持続性の鈍痛あるいは発作性の疼痛を訴える場合に用いる。 このとき、腹部膨満感、腹痛、鼓腸を伴うこともある。これらの症状はしばしば寒冷により誘発される。
適応症     肋間神経痛、心臓神経症、過敏大腸症、慢性膵炎、狭心症。その他、慢性胃腸炎、胃・十二指腸潰瘍などに用いられることもある。