柴苓湯(さいれいとう)

組成  

サイコ、タクシャ、ハンゲ、オウゴン、ソウジュツ、タイソウ、チョレイ、ニンジン、ブクリョウ、カンゾウ、ケイヒ、ショウキョウ。
目標タイプ
体力中等度の人で、胸脇苦満(肋骨弓下部に抵抗・圧痛)があり、口渇、尿量の減少、浮腫などの認められる場合に用いられる。 その他、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、腹痛、頭痛、めまい、微熱などを伴うことがある。
適応症   
  胃炎、ネフローゼ、その他種々の原因による浮腫、慢性肝炎、肝硬変、水様性下痢、急・慢性胃腸炎。 その他、胃アトニー症、胃下垂症、腎盂腎炎、メニエール症候群、暑気あたり。