■国旗の意味
国旗の起源は、オランダがスペインからの独立をかけた80年戦争(1568年〜1648年)まで遡る。
蜂起の先頭に立ったオラニエ公の紋章の色がオレンジ、白、青で、オレンジ色は徐々に赤へと変化していった。
1937年には赤、白、青の三色が正式なオランダの国旗として制定。
オランダ王室に関する祝日には、しばしばオレンジ色のペナントと一緒に国旗が掲げられる。
■国章の意味
オランダ王室の紋章を国章としている。その紋章に描かれている金獅子は、知られている中で最も古いナッサウ家の紋章から受け継がれている。
紋章の中央には連邦共和国由来の剣と矢を持った獅子が描かれ、剣は権力を、矢は州を表している。
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■備考
国の正称ネーデルランドは「低地の国」という意味(国土の1/4は海面より低い)。
1581年、ハプスブルク王家の支配から脱し、17世紀に隆盛。
1600年、初めて日本と通交。
日本の鎖国時代に西洋文化の輸入はもっぱらオランダを経て行われた。
住民はおもに新教徒。
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