■国旗の意味
世界に輝く太陽の光を表している。
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■備考
アレクサンダー大王の故地。
1945年、ユーゴスラビア連邦を構成する共和国となる。
1991年、分離独立。
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■マケドニアの国名問題
「マケドニア」の名称は、アレクサンドロス大王で知られる古代ギリシャのマケドニア王国に由来する。
マケドニア地域は、1912〜13年のバルカン戦争で分割され、現在はマケドニア(40%)、ギリシャ(50%)、ブルガリア(10%)など。
マケドニアが1991年に独立して以来、北部にマケドニア地方を抱えるギリシャは、マケドニアの名称は自国の文化遺産だとして国名の使用に反対し、経済封鎖などの強硬手段に出る。
1995年、マケドニアは国際的な呼称を「マケドニア旧ユーゴスラビア共和国」とし、ギリシャとの関係正常化に向け暫定合意したが国名問題の最終的な解決には至っていなかった。
2019年1月11日、マケドニアの国会は国名を「北マケドニア」に改める憲法改正案を可決。同月25日、ギリシャ国会においてもマケドニアの国名変更の承認を僅差で可決した(賛成153票、反対146票)。
これにより、マケドニアが求めてきた欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)への加盟手続きも進むことになる。
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