2011年度情報資料論 夏休み課題


課題 : 書誌の作成


秋学期に行う書誌作成のためのデータ収集を行う。
テーマ
「原子力発電」または「原子力事故」(両者が混在しても良い)
作業内容
  1. テーマに関係する「図書」「雑誌論文」を検索し,それぞれに関して次ページの項目を調べ,Excelなどに入力しておく。
  2. 入力したデータは,秋学期に日本目録規則に基づいて整形するが,後でデータを追加するのは困難なので,あらかじめ細かな記述内容まで入力しておくこと
  3. Excelなどの表計算ソフトが使用できる場合には,図書についてはこのフォーマット雑誌論文についてはこのフォーマットにしたがって入力する。具体的には,既に入力されている行にならって,1件1行とし項目を各列にそろえて記録する。
  4. Excelが使用できない場合には,図書についてはこのフォーマット雑誌論文についてはこのフォーマットにしたがってメモ帳などでテキストファイルとして入力してもよい。その際,既に入力されている行にならって,各項目間は//で区切り,データがない場合には**と入力すること
入力する項目
図書
  1. 「書名(タイトル)」(サブタイトルがあれば,タイトルのうしろに : をつけて記入)
  2. 「シリーズ名など(あれば)」(巻号などについては,シリーズ名のうしろに ; をつけて記入)
  3. 「著者(作者)」(複数人の場合は ; で区切る。また,役割を表示可能であれば[著][訳][絵]などのように[]にいれて記入)
  4. 「出版社」
  5. 「ページ数」
  6. 「大きさ」
  7. 「版」
  8. 「件名」(国会図書館などの件名があれば記入。複数存在する場合は ; で区切る。できれば自分でもキーワードを付与する。自分でつけた場合は[]で囲む)
  9. 「価格」(洋書も念頭に 円 をつける)
  10. 「ISBN(あれば)」(13桁があれば13桁,なければ10桁)
  11. 「発行年月日」(2002.6 のように 年月日の順で . で区切る。日がない場合は省略してもよい)
  12. 「分類番号」(NDCがわかけば記入する)
  13. 「内容紹介/あらすじ」(NDL-OPACやDOORSになくても,他の資料でわかれば記入。できるだけ探すこと。また,探したものを使う場合は出典を記載すること)
  14. 「目次」(出版者のページなど,できるだけ探すこと。また,探したものを使う場合は出典を記載すること)
  15. 「テーマ」(「原子力発電」または「原子力事故」)
  16. 「テーマとの関わり方」
  17. 「関連度」(テーマとの関連をA〜Eで判定 / Aがもっともテーマに関連が強い)
  18. 「対象とする読者」(一般,こども,専門家 などを記録)
  19. 「関連するURL」
  20. 「その他」
雑誌論文
  1. 「論文タイトル」
  2. 「著者(作者)」
  3. 「掲載誌」
  4. 「出版社」
  5. 「巻」(巻と号のいずれかしかない場合も多い)
  6. 「号」(巻と号のいずれかしかない場合も多い)
  7. 「ページ」(何ページから何ページまでなのかを - てつないで表示)
  8. 「件名」(国会図書館などの件名があれば記入。複数存在する場合は ; で区切る。できれば自分でもキーワードを付与する。自分でつけた場合は[]で囲む)
  9. 「ISSN(あれば)」
  10. 「発行年月日」(2002.6 のように 年月日の順で . で区切る。日がない場合は省略してもよい)
  11. 「抄録」
  12. 「テーマ」
  13. 「テーマとの関わり方」
  14. 「関連度」
  15. 「対象とする読者」
  16. 「その他」
入力件数(少し減らしました)
以下のいずれかの条件を満足すること。収録されている内容の多くが重なる場合はコピーとみなして両者とも無効扱いとなるので,各自独立に作業を行うこと。なお,他の人のリスト中にないような資料を多数含む場合には特別加点の対象とする。
  1. 図書および雑誌論文について,「原子力発電」や「原子力事故」に関するものを,図書・雑誌論文それぞれ最低300件
  2. 図書および雑誌論文について,タイトル中に「原子力発電」「原子力事故」を含まないもので,「原子力発電」や「原子力事故」に関するものを,図書・雑誌論文それぞれ最低150件
  3. 図書についてDOORS, NDL OPAC,amazonのいずれでも「原子力発電」または「原子力事故」という語で検索できない,雑誌論文についてCinii, NDL OPACのどちらでも「原子力発電」または「原子力事故」という語で検索されないもので,「原子力発電」や「原子力事故」に関するものを,それぞれ最低50件
探し方に関する注意
全般に関して
書誌は目的があって作成するものである。今回作成する書誌の目的は「公共図書館が"原子力発電", "原子力事故"に関する文献リストを作成して配布する」ことを目的としたものとする。したがって,あまりにも関連が薄いとか,あまりにも間接的すぎる関わり方であるような資料については対象から除外するものとする。
図書について
図書を探す場合,たとえば国会図書館OPAC(NDL OPAC), 同志社DOORSオンライン書店アマゾンなどを用いて「原子力発電」や「原子力事故」などの検索語を入力して検索することが考えられる。ただし,これらの検索結果を用いる場合でも,表示された結果を単純にリストにしてはいけない。「原子力発電」や「原子力事故」などの語が含まれていても,内容的にはあまり関係ない図書も存在するからである。検索された各図書に関して関連があるかどうかを判断した上でリストに掲載すること。また,できればGoogleやYahooのような検索エンジン,Webcat Plusのような連想検索ができるサービス,これから出る本のような紙媒体で提供される資料,知人との会話など各種の手法を駆使して,他人が思いつかないような図書を探してリストアップしてほしい。
雑誌論文について
同志社大学データベース検索ポータル中の「雑誌記事や論文を探したい」にあげられた,CiNiiやMAGAZINE PLUS(国立国会図書館の雑誌記事索引の内容も含まれている)など各種のデータベースなどをもとに探すことができる。ただし,本課題では学術論文以外のものも対象とすることを想定しており,ここにあげられた手段にこだわらず,広く他人が思いつかないようなものも含めてリストアップしようとしてみてほしい。
その他
全員で探してきた結果をまとめて,テーマに関する網羅的な書誌の作成を目指す。作成した書誌は,場合によっては実際に図書館における図書収集の参考に使っていただけくために,まとめて加工した上で図書館に提供する可能性がある。自分の作成したデータを,公共図書館などでの利用に使用されては困る場合には,レポート提出時に,そのむねを記述すること。記述がない場合には,許諾したものとみなす。
提出方法と提出期日
電子メール(report-submit2008@slis.keio.ac.jp)宛に送付 (2011/08/01〜2011/08/31 必着)