8/11 2日目(石鳥谷(岩手)→室蘭)
朝5時に目を覚ますと、なんと雨がパラついています。 なんてこった。
お守りテルテルの効果ももう終わりか・・・。
手早くサンドイッチを食べて、出発です。 Sさんは八戸のフェリーなので、ここでお別れです。
SさんはF650の意外な速さ&扱いやすさにかなり惚れたようです(笑)
次に会うときにはFになってたりして??
さて、去年間違えた交差点です。 ここに着くころにはすっかり雨はやんでいました。
この標識で、どうやったら
「青森港方面はまっすぐ」と
判断すればいいんでしょう?
この標識の前に「青森は右折」「青森は右折」としつこく書かれています。
今年こそ間違えないぞ。
ここで、時間が少し早いのでちょっと寄り道。 「焼け走り」という噴火の跡があるらしいので
行ってみることにしました。 道の途中で妙な視線を感じて左を見ると、なんと鹿がいっぱい!
鹿鹿鹿鹿! シカだらけです。 立ち止まったバイクに跨った私に、シカたちの視線が熱く注がれます。
鹿だらけ〜〜
焼け走り溶岩流
しばし見つめあったあと、また出発。 「焼け走り溶岩流」に到着しました。
ここは、享保16年の岩手山噴火によって溶岩が流れ出たあとが、地表に真っ黒に
残っているところです。
表面は、軽石のようなスカスカの石がゴロゴロ一面に転がっていて、
コケなどの植物が一部生えています。
コケが生えて、そのコケの死骸や風で運ばれた土に草などの植物が生えて、
それが気の遠くなるくらい繰り返されて森に帰るそうです。 自然って時間がかかるものですね。
焼け走りを後にして、八幡平を越えます。 景色はかなり綺麗なのですが、なんといっても寒い!
途中、よさそうな温泉もあったのですが、さすがに入る時間はなかったので、次回まで持ち越し。
つらつらと山道を通り、街中でガスを補給。
サイフの中を覗いたとき、なにか違和感を感じました・・・。
・・・・・・・・・免許証が入ってない・・・・・・・
♪ぽわわ〜〜ん −回想シーン−
「財布を落としたり、スられると大変だから必要なもの以外は置いとくか。
要るのは、コレとコレとこれ。」
♪ぽわわ〜〜ん −現実に戻る−
σ(-_-;)ばっかでぇー。 家に置いてきたよ。
どうしよう? どうすれば受け取れるかなぁ・・・
などと思案しつつ、AM11:30に青森港に到着です。
沿道の花壇がめちゃ綺麗!
フェリーターミナルはバイクだらけ
なんとターミナルはバイクでいっぱい!! たぶん、台風のために出発を遅らせたり、
欠航のために青森まで漂流してきた(^^;)人たちなのでしょう。 こんなに混んでいるのは
初めて見ました。 私はチケットを持っていたのでウダウダと出航まですごして、
ハタと思い出す。 ああ、免許不携帯だった・・・
北海道の壮瞥町にあるホクレン(スタンド)の電話番号を104で聞き、そこに電話して
郵便物を受け取ってもらうようにお願いし、自宅にいる父に免許証を速達で送ってもらうように
頼みました。 到着は明日か明後日。 どっちなんだよう(ToT) どっちかによって行き先が
変わるじゃないのさぁ。
まあ、とりあえず今はしょうがない。 気持ちは落ち着いたのでフェリーに乗り込みます。
電話が長引いたので乗船は少し遅れて、コンセント付きの壁はゲットできませんでした。
まあ、カベはカベなのでよしとするか。 船内はかなり混んでいました。
船から見た夕日。 窓が汚い(^^;)
フェリーの中で、珍しいバイク母子連れの方がいました。
高校生の息子が免許を取って夜な夜な走り回っているので、本当は母一人で行く予定だった
北海道に息子も連れてきたそうです。
来るまでにもガス欠とか、いろいろトラブルがあったようで、
楽しい旅行の始まりのようです(笑)
さて、いよいよ上陸です!! 緊張します!!
緊張しすぎで船内でコケちゃってる人もいました(笑)!!
まずは、コンビニで水と食料を買い、キャンプ場を目指します。
気が付くと誰もいません。 あんなにいっぱいいたバイクはどこにいっちゃうんでしょうねぇ。
室蘭の山のてっぺんまで登ると、キャンプ場発見。 無料。 トイレ、炊事場あり。
夜景も見えたりしてなかなかいいところです。 時間が遅かったのでカップメンを食らって就寝。
上陸時オドメーター:21267km
翌日へ