HONDA インテグラ ZS
初期型のインテグラです。 私が初めて所有した4輪車です。
エンジンはZC型という、かつてのホンダの名機で、ノーマル同士であればトヨタの
4A-Gエンジンよりも軽く回っていたと思います。 このZSというグレードは一番安い
もので、吸気方式もシングルキャブレターだったのですが、なぜかよく回りました。

この車は居住性もなかなかのものです。
私は3ドアハッチバックに乗っていましたが、この車は5ドアの設定もあったんです。
そのため、後部座席も非常に広く、ヘッドクリアランスも十分確保されていました。

・・・まあ、昔の安全基準で作ればこうなるのかも知れませんね。
今の基準ではここまで作れないでしょう。

そして、なんといってもこのスタイルが気に入っています。
ライトはリトラクタブルでなのですが、開き方がいいんです。

普通のリトラクタブルヘッドライトはこのように開きます。 一般的にね。
開いたときに「ばかっ!」という感じで大きく出っ張ります。
ボンネットの先で出っ張りがあると、狭いところではマーカーの代わりになって見やすいかもしれませんが、大きすぎるとこれがまた邪魔です。 高速道路などでは、空気抵抗もちょっぴり気になります。 虫もくっつきやすいですね。
マツダのロードスターなんかが特に出っ張りがすごい。
初代インテグラはこのように開きます。
わざわざアニメーションにしたわりにわかりにくいかもしれませんが、ライトの大きさは同じです。 でも、上方向への出っ張り方が少なくなります。 ライトの後方が落ち込むように開くので、こんな風になるのですね。
運転席から見ると、視界には入るものの、邪魔にはなりません。

しかも、閉じた状態でもグリル?からヘッドライトがのぞいているんです。
昼間見てもわかりませんが、ポジションランプをヘッドライトに取り付けると、グリルの奥で光るので、夜見るとなかなかきれいです。

ちなみに、上の写真は購入してすぐの頃です。 このあとアルミを変えたりフォグをつけたりしました。 なつかしいなぁ。