ある日、ダカールのテールレンズを外してみました。
どうもダカールの持病で、テールランプの電球の差込口の構造が悪く、
接触不良になって電球がすぐに切れることがあるそうです。
幸い、私のはまだ切れたことがないのでたぶん当たりだったと思います。
が、単に興味本位でばらしてみました。
えーっと、結構ひどい構造なのはわかりました(^-^;)かなりむき出し。
接点がすぐにだめになりそうだし、ドロやホコリが付き放題な場所です。
しかし・・・別の問題が。
リフレクターの上の部分、ちょっと黒くなってませんか??
見ると、バルブの熱で溶けていました(笑)
だったらいっそLEDにしてしまえ〜〜〜!!!
ということで製作。 途中経過はあまり写真撮ってません。
作り始めると記録を忘れるなぁ・・・
写真左がLED実装面、 右が裏面です。
テールランプの形が、円の一部を切り取ったような形なので、基板も山型にカットします。
超高輝度の赤色LEDを5個ずつ直列回路にするように並べます。
私の場合、13回路分(13×5=65個)並べました。
左右にでっぱって付いているのは、テールレンズの隅っこの方を照らすために
左右2個ずつつけましたが、5個ずつくらいあったほうがよかったです。
ナンバー灯用に、超高輝度の白色LEDを2個ずつ直列回路になるように並べます。
5回路、10個のLEDです。
(赤色は2Vなので5個直列でいいんですが、白は3.5Vなので2個か3個までしか繋げられません)
(白LEDを10個買ってしまったので、2個ずつ直列です)
右の写真の2段になっている基盤の下段に、下向きについています。
LEDの電流制限回路は、CRD(定電流ダイオード)とカレントミラー回路で作りました。
抵抗でもいいんですが、マフラーに近いとこにあるし、電圧変化に強くしたかったので、
ちょっとだけ複雑ですが作りました。
回路があるのは右の写真の上の段の基板です。 トランジスタは下に黒く見えます。
赤の5回路分は、尾灯用でCRDと直列に抵抗を2Kほど入れました。
ブレーキがつくと、残りの8回路とともに15mA流れるようにしています。
←配線完了。
点灯してみました。 実は、上に65個のLEDとありますが、初めは63個でした。
カレントミラー回路の特性を勘違いしていて、2回路だけ4個直列にしたんです。
そしたらその2回路だけ妙に明るい・・・
そう、1.25倍の電圧がかかっていたんですね(^^;)しかもそのまま気づかずに搭載し、
LEDを1個(1個でよかった〜)破壊してしまいました。
後に気づいて、LEDを2個追加しました。
完成写真です。 マウスポインタを写真に合わせるとブレーキが点灯します。
テールランプは満足ですが、そうなるとウインカーもLEDにしたくなるのが人情。
しかしウインカーはリレーを作らないとダメなので、手間は2倍かかるかな・・・