feb.1999 Australia Fright Report
[メンバー ]リーダー村田、桜井、鵜瀬、岡本、安野、筆者 合計6名
[1月30日〜31日]
成田〜シドニー〜タムワース〜マニラ
タムワースの空港でコーディネーターの「リースコット」氏と合流。昨年も世話になり一年ぶりの再会。またリースコット氏のお客で「ハンググライダー」でツアー参加のスコットランドから来た「デビット」氏とも一週間一緒のフライトとの事でご挨拶。
車で40分、懐かしのマニラの町モーテルに到着。一休みの後、昨年は見ることも出来なかったテイクオフ「ボラ山」に行く。町から約10km牧場草原の中に連なる高さ400mほどの山に急な林道をリースコットの4駆ランクルで登ると広大なテイクオフの山頂に着く。東西南面何れもテイクオフ出来る。明日からのフライトを楽しみに下山する。
[2月1日]
天候は曇り、予報はサンダーストーム残念、とりあえずランデイング近くのスクールに入山手続き出掛ける。ここは335kmの世界新記録を出したゴットフリー氏の両親が出迎えてれた。手続きの後、ボラ山のテイクオフに上がるが雨が降り始めて来たがハンググライダーのデビット氏が飛ぶとの事で残して下山しランデイングに戻ると、デビット氏の無線でテイクオフに失敗して機体のステイの一部を破損したとの事、結局もう一度テイクオフに上がり回収することになつた。
[2月2日]
天候まずまずの曇の多い晴れ空、やっとフライトできる、早速テイクオフに上がると東テイクオフの正面から東風のやや強い風であるが、筆者一番にテイクオフする。しばしテイクオフ前で+100m〜200mのソアリングをしている内にクロカンのGoの無線が入り、サーマルで+600m上げてから西側の大平原に向けて走る。Gpsの対地速度は65km以上で途中グラントサーマルをひろって13.3km(速報の24kmはGPS操作ミスでした)の地点にランデイング。初飛びのクロカンであった。
他のメンバーはそこそこの飛び、今日のビールは筆者のおごりとなった。
[2月3日]
今日は快晴なれどテイクオフ風強く、フライト出来ず下山。筆者以外は馬乗りに出掛ける。夕方テイクオフに上がり、鵜瀬さん出るが飛ばされて草原にランデイング。これを見て後は中止、鵜瀬さん探しに出掛けるが、草原を歩いて結局夜遅く暗くなってから回収された。
[2月4日]
今日も快晴、しかし朝から強い南風。今日は近くのセールプレーンに乗りに行く。これはすごい一人30分くらいの飛行であるが、途中で実際に操縦させてもらい、サーマルで一気に雲底(5500フイート)まで上がりひたすら感動。
[2月5日]
いよいよフライト最終日、テイクオフに上がるがやはり南風強風で一旦降りる、途中あの世界新記録のゴットフリー氏に合う。午後再度テイクオフに上がり、フライトするがぶっ飛び。もう一度テイクオフに上がると風も弱まり、薄日の中でサーマルも上がり始めた、今回のツアーの最後のフライトである、すでに村田、岡本のタンデムが雲底まで上げている、これなら最後のクロカンチャンスと早速テイクオフして一発サーマルで獲得1000m雲底に付いた。よっしゃ!無線でクロカンスタートを伝えて北へ向けて走る。その後のメンバーも全員クロカンに走る。筆者は途中グランドサーマルで上げなおしながら31km、村田、岡本のタンデムは14.5km、桜井は12km、鵜瀬10km、安野5〜6kmとそれぞれ最後のグットフライトであり、今日も筆者がビールを奢る事になつた。
今回のツアーは中日が風が強く飛べずいらいらしていたが、最終日の最後のフライトが逆転ホームランであった。
100kmクロカンは出来ませんでしたが、来年への期待と可能性を確信したフライトでした。
[2月6日]
マニラ〜タムワース〜シドニー見学
[2月7日]
シドニー〜成田
以上オーストラリヤツアーの報告です、全員アクシデントもなく無事帰国しました。
尚、村田は早野氏一行と2月20日まで100kmフライト目指して頑張っています。
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