2006年8月5日〜20日迄、Swissフライトキャンプ(Chill Out Camp)詳細報告その一

8月5日(土) 成田発 JAL直行便でチューリッヒ空港着、カリーパパの出迎えでインターラーケン到着
前半組のメンバー(曽我部、小川、藤原、増永夫妻、赤尾夫妻、栗原夫妻(ドイツから合流)、ウルフガング)
8月6日(日) 天候<> ベルンの街とブリエンツの東にあるゴルジュに分かれて見学
8月7日(月) 天候<小雨> シンメンタール谷のゲリッツタインとツーンの街を望むHeitiをフライト
8月8日(火) 天候<晴れ> アイガーのふもとクライネシャデイックへ登る登山電車で途中駅のWengenからラウターブルネンの谷をフライト、ほぼぶっ飛びとは言え豪快な谷の中のフライトでした
8月9日(水) 天候<快晴> スイスNo1の避暑地のGstadをフライト、サーマルソアリングでカリーの後を追って谷渡りして隣の尾根をトップアウトと全員やっとスイスらしいフライトでした。帰り道リッヂソアリングエリヤのWeisimmenをフライト、充分リッジソアリングを楽しんで飛行場にランディングした
8月10日(木) 天候<曇り> 高さ600mの絶壁の上にあるMurrenの街からラウターブルネンの谷をフライト、豪快な谷の中のフライト。午後グリンデルワルトのFristからテイクオフが雲低ぎりぎりの中でフライトでした。
夕方はバッカスビラ裏庭でMark(カリーの今年の助手で本職は大道芸で世界を回っている) のタイ風料理とMarkの大道芸に乾杯でした。
8月11日(金) 天候<> Thunお城見学、筆者とウルフガングは日本レストラン「加賀」で日本酒熱燗でした。
8月12日(土) 天候<曇り> 午後前半組が帰国、筆者と藤原は午後ChillOutスクールに参加してchynigePlatteをフライト、夕方後半組が到着
後半組のメンバー(曽我部、小川、藤原、南場母娘、山岸夫妻、下村、中井、阿部、ウルフガング)
8月13日(日) 天候<> シンメンタール山奥の農家のレストランヘ。こんな山奥にチーズを作る二軒の農家がレストランをやっている。今日はイベントとして大勢集まり賑わっていました。チーズ作りの現場見学の後食事はスイス民謡の生演奏を聴きながらとても美味しかった。
8月14日(月) 天候<曇り> まずは定番のインターラーケンのAmisebuilをフライト、その後風が強くなりフライト中止
8月15日(火) 天候<快晴> 今日の天気予報は今週一番の快晴条件、そこで定番ハイライトのグリンデルワルトのFristをフライト、ドイツに帰っていた栗原夫妻もドイツから掛け散じて合流。全員気合を入れてサーマルソアリング。定番のポイントで上げて目標のFaulhorn山頂レストランをトップアウトする、今日はインターラーケンとクライネシャイデック方面は南風が強いので行かないようにとの指示で、アイガーバンドに走ってからランデイングした。全員大満足のフライトでした。
その後ブリエンツのGummen(Rothornの下にある)フライト後、カリーのパパがバーベキュー場で準備していたバーベキューを楽しんだ。
8月16日(水) 天候<曇り> 曇り空のなかAmisebilSchynigePlatteをフライト
8月17日(木) 天候<晴れ> 今日はフエーンが入って来たので南風が弱いブリエンツ湖の北方Marbachに行く、高度差は低いが結構リッジソアリングが楽しめる、カリーがXCに谷渡りを始めたので着いて行くが対岸にあるはずのサーマルがなくカリー共々LDに戻った。こうして時々カリーに騙される。後はLDのレストランで生ビール飲み放題で喉を潤しました。夕方はベルンの街で行われたイベント(サーカスのような曲芸)見学でした。
8月18日(金) 天候<快晴> ツーンの街とツーン湖を望むHeitiに上がり午前中は左側の岩尾根のリーサイドサーマルを使ったフライト、解説どうり見事なリーサイドサーマルで尾根上に上げ、カリーのオメガ7の後を追ってツーンの街上に、弱いグランドサーマルでフライトしてからカリーと共にTO右リッジソアリングの尾根に戻るが筆者は上げきれずランデイング。カリーはなんなく上げなおしてしまった。オメガ7-24はとにかく速い、あっという間に離れてしまう。欲しい!!!
午後はシンニングプラッテの山頂に登山電車で上がりユングフラウ、メンヒ、アイガー、シュレックホーン、ベッターホーンの大眺望を楽しみました。
夕方はブリエンツ湖畔でラストブリーフィングでMarkの大道芸を見ながら乾杯でした。
8月19日(土) チューリッヒ空港からJAL直行便で帰国へ
8月20日(日) 成田着  滞在13日中フライト出来た日が合計10日間、延べ14本フライトでした。
今年のスイスは7月まで連日天候良く暖かったそうですが、8月に入って寒くなり雨が多くなった。それでも日替わりで晴れてまずまずのフライトが出来た。後半はフエーン現象となったがカリーの適切な判断でエリヤを選択してフライト出来ました。
尚、毎日フライトテクニック講義とGPSデータをCompeGPSソフトで各人のフライト解説をしてもらった。この詳細は後日記載します。

二週間のフライト軌跡です。
何箇所か同じエリヤをフライトしたので軌跡がダブっています。
この画像の作成は、まずGoogleEarthで地図画像をセーブしてこれをカシミールに新規地図として登録(GoogleEarthの左上と右下の東経北緯をメモして置きこれをカシミールに方位入力する)してからGPSデータを載せた。(CompeGPSでも同様な事が出来ますがやや面倒、但し3D画像が作れる)

(全体図)

[8月7日 Gstadのフライト軌跡 (全体図の左下)]


[8月15日 Grindelwaldのフライト軌跡 (全体図の中央右)]


[8月18日 Hitiのフライト軌跡 (全体図中央Spiezの近く)]