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Windows Server 2008 R2 VHDブート


Windows Server 2008 R2では、物理ディスクにインストールする以外にVHDファイルを作成してVHDファイルにOSをインストールすることができます。
テスト環境を作成したり、以前のバージョンのWindows Serverとデュアルブートしたりといろいろな使い方ができます。

VHDへのインストール手順

1.通常のOS導入手順と同様にインストールDVDでブートします。
インストーラ起動画面

2.インストール開始の画面になったら、「Shift」+「F10」を押します。コマンドプロンプト画面が表示されます。
Shift+F10を押した画面

3.コマンドプロンプト画面に「diskpart」と入力します。

4.DISKPARTが起動し、コマンド入力画面になります。インストール先になるVHDファイルを作成します。例えば下記のように入力します。
「create vdisk file=d:\w2k8.vhd maximum=51200 type=fixed」

d:\w2k8.vhdが作成するVHDのファイル名です。あらかじめフォルダを作っておけばフォルダの指定も可能です。
51200が作成するVHDのサイズですMB単位で指定します。
fixedは、固定サイズで作成します。expandableで可変サイズになります。
可変サイズを選択する場合は、ブート時に指定サイズまで拡張してディスク上に展開されますので、注意してください。
DISKPARTでVHDファイルを作成

5.DISKPARTのプロンプトでVHDディスクを有効にします。
「select vdisk file=d:\w2k8.vhd」
「attach vdisk」
「exit」

DISKPARTでのコマンド入力

6.コマンドプロンプトを終了してインストールを継続します。

7.インストール先を選択する画面で作成したVHDの領域を選択します。
OSインストール領域を選択





Windows2008R2に関する記述です。