Windows Server 2003で実行ファイルをサービスに登録する

マイクロソフトからリソースキットをダウンロードして、インストールを行います。
Windows Server 2003でリソースキットのインストール

リソースキットの、instsrv.exeとsrvany.exeを使用します。
リソースキットは、デフォルトでC:\Program Files\Windows Resource Kitsにインストールされますので、異なるフォルダにインストールした場合は、内容を読み替えてください。

サービスに任意のサービス名でsrvany.exeを登録します。
C:\Program Files\Windows Resource Kits\tools\instsrv.exe 任意のサービス名 C:\Program Files\Windows Resource Kits\tools\srvany.exe

下記のメッセージが表示されます。

The service was successfuly added!

Make sure that you go into the Control Panel and use
the Services applet to change the Account Name and
Password that this newly installed service will use
for its Security Context.

次にレジストリエディタ(regedit.exe)で、
HKEY_LOCAL_MACHINE
　SYSTEM
　　CurrentControlSet
　　　Service
　　　　任意のサービス名
に[新規][キー]でParametersという名前でキーを追加します。

Parametersに[新規][文字列]で以下の値を追加します。
値：Application
値のデータ：実行ファイル名
タイプ：REG_SZ
例：C:\windows\notepad.exe

値:AppParameters
値のデータ:コマンドラインのパラメータ
タイプ：REG_SZ

値:AppDirectory
値のデータ:デフォルトのディレクトリ
タイプ：REG_SZ

次に必要に応じてサービスの実行に使うユーザーアカウントを変更します。
[スタートメニュ][コントロールパネル][管理ツール][サービス]でサービスを開きます。
任意のサービス名を[右クリック][プロパティ]で任意のサービス名のプロパティを開き[ログオン]タブを選択します。
[アカウント]をチェックし、サービスの実行に使用する[アカウント]と[パスワード]を設定し[OK]をクリックします。
※アカウントにサービスとしてログオンする権利がない場合は、自動で設定されます。

任意のサービス名を[右クリック][開始]で起動できれば、設定終了です。

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