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MS Proxyを使ってみよう(WinSockProxy)


WinSockについてです。

WinSockプロキシとは、WinSockを使用して行うTCP/IPをプロキシする機能です。
これを使用すると通常は、プロキシを通過できない、SMTPやPOPやICMPなどをプロキシサーバーを隔てて外のサーバーと通信ができるようになります。

では、具体的な設定です。

MS-Proxyサーバーをインストールします。
次にIISの管理ツールを立ち上げます。
WinSockという項目がありますので、プロパティを開きます。

WinSockプロキシで使用するプロトコルを「プロトコル」で選択します。
デフォルトで基本的なプロトコルは定義されていますので、SMTPやPOP3を使用する場合は特に追加する必要はありません。

次にプロトコルを許可するユーザーもしくはグループを定義します。
この例では、すべてのプロトコルをドメインユーザーに許可しています。

以上でサーバー側の設定は終了です。

WinSockプロキシの場合はクライアント側にもプログラムが必要です。
MS-Proxy ServerをインストールするとインストールしたサーバーにMSPCLNTという共有フォルダが作成されますので、その中のSETUP.EXEを実行します。

WinSockプロキシのクライアントがインストールされると、コンパネにWinSock Proxy Clientが追加されますので、そこでプロキシのON/OFFが設定できます。

以上で、WinSockプロキシの設定は終了です。





Last Modify:1999/10/06