○[born to be beat master]Vol.2○

以前、書いたのとは別な話。
ラッキーな事に私は素晴らしい指導者に恵まれてドラムを学ぶ機会が何度かありました。
今現在も良い環境が身近にたくさんあります。
見て・聞いて・実践し・消化する様に、忘れない様に、日記に表記(笑
[born to be beat master]シリーズ化決定(笑
もちろん恩師ばかりでなく私のドラム仲間とのオモシロ小噺や思い込み対談なんかも書いて行きたい。
今回のゲストは恩師 梅本啓介氏。
私の様に扱い難い教え子を上手く掌で転がし教育してくれた数少ない?恩師です。
師との出会いは10数年前。
某音楽学校の打楽器専攻コースで指導なさってた講師と生徒の仲。
私は卒業後もドラムを叩き続けましたが、音楽活動しながらも一時期打楽器に関してはブランクが空いて
いた時期があります。
打楽器を再開した時に自分のプレイの不自然さに嫌悪感を持ち根っこの部分から見直したくなり師を
訪問してから改めてドラムに対する価値観や演奏に向かうモチベーションについて考え直させられました。
私はプロフェッショナルって言葉があまり好きではなく
あえて「職人」と表現してます。
そんな職人も古い意味での守りつづける職人ではなく進化し続ける職人それが梅本啓一氏だと思います。
もちろん当時から師は上手だったんですが前回の木村氏同様、断然10年前より良い音を表現出来る人になちゃってます。
で、今現在…私は当時の師と変わりない年齢になってますがアノ頃の師に追いついているか?
と自問自答しても…追い付くわけねぇー(汗
本音で言わせてもらうと私含め現在プロ・アマの30代は不作であると痛感。
ヘタに何でもある時代だから研究心が先代よりヌルくアマい状況なんではナイか?
当然、今の20代や10代などは論外である。
モチロン若い世代にも向上心の塊みたいな人が居るのも知ってるが10年20年後師に追い付いてるかと考えたら
「ありえへん」
で解決できそう(笑
40代…高度成長まっさかりの日本でハングリーな精神を持った演奏家達のパワーを感じます。
アフリカンドラムに始まり…クラシックパーカッションへ…西洋ドラムへと進化していく中で研究されてきた
スタイル。ほぼ完全形だと思い込んでたドラム・パーカッションだと思ってましたが、まだ日本のドラマーは
全体的に古い人種ばかりが目立ちます。
全然、完全でもナンでもあらへん。
未完成すぎ。
可能性だらけの楽器。
フォーム1つグリップ1つ取ってみても進化し続けてます。
そんなこんな話を永遠6時間(笑
ある程度年齢を重ねてきたら人にモノを聞く作業が面倒になってきます。
ですが「知らん」し「出来へん」のなら学ぶべきです。
『学ぶ』語源は『真似ぶ』です。
私も勉強する為にいっぱいお金かけてます。
もちろん上達もします。
もっと…もっと…と貪欲になりますし各自そうなるべきです。
ドラム教室でありレッスンスクール、坊や、いろんな形で日々勉強しましょう。
ただしワークショップの名でお金が動くのには猛反対派(笑
たくさん課題ありすぎて日記にはマトマリ難いので私自身少しづつ消化していき今後、小出しに書いて行きたいと思います。
■今後の課題・小出し予告■
○モーラー奏法
○バウンス
○呼吸法
2004/3/27
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