○[born to be beat master]Vol.1○

むかーしむかし。
大阪のある街で歌手を夢みてましたがドラムを叩きながら歌う不自然なバンドに魅せられた少年がいましたw
ドラムを叩きながら歌う…きつっ(汗)
当時、高校生。
8ビートくらいしか知らず歌うと呼ぶかは叫ぶに近い状態でドンタンしてる時に何を間違えたか某レッスン教室に通う事になりました。
そこで少年は衝撃的な出会いをする事に。。。
恩師「FUNK MASTER」木村文彦氏との出会いである。
今現在、私CHARLEYがFUNKだAFROだHIP-HOPだのハシャいでいるのは師との出会いがあってのものだと思っております。
今もそうですが当時の私は洋楽を好んで聞かず邦楽ばかり聞いていて黒人音楽と呼ばれるジャンルを知らずに居ました。
安易にドラムをただ叩いてるだけでも楽しいのも解ります。
が、今後どーいった音楽に進むかなど教室に通うなどして考える機会がナイと鮮明なビジョンなんてモノは出来ないと思います。
だって安易に叩いてるダケで楽しいねんもんw
ですからレッスンに通った事のナイ方は機会を作って勉強してみるのも良いと思います。
もしくは格上のプレイヤーに付く。
厳しい環境のバンドに参加する。
なども効果的。
1つの環境にドップリってのはオススメ出来ませんが偶然その環境が自分にとって素敵な環境の場合もあります。
私の場合は木村氏に出会う以前にも別な講師に付いた事もありましたが、その方にはハマれませんでした。
出来るだけ多くの機会を作って素敵環境を見つけてみるのが最適。
何も知らない場合は1つ目の環境でダマサレたりイイ様に使われたりしてコケる場合もありますけどねw
しっかり自分の意見を発言出来て、なおかつ尊敬出来る人に出会えば話は早いと思います。
そんな木村氏と約10年振りに再会。
お互い年齢を重ねて考えやプレイも変わっただろうな。。。と師を訪問。
変わってたw
進化してたよあのオッサン(汗)
私自身、現在ドラムプレイを離れていてコンガ中心なのも進化と言うかは変化しましたが、
オッサン(師)の場合は進化。
当時30代で「上手いなぁ…」と感心してましたが更に「巧く」化けてました。
歌モンを叩く師のスタイル以外を見た事がなく、器用なドラムだとは思ってましたが、
小節に捕らわれず、拘らず、自由に叩く姿はナンチャッテなジャズドラマー(ホメ言葉)の様でしたw
今も変わらず躍動感溢れるキック&ハイハットワークに軽快なスネア。
和製FUNKと頂ここにアリ!!!!
みたいな。
当日は迷惑になる事を覚悟の上で師の参加してるバンド練習に参加させてもらって師と共にリズム出し。
あ…邪魔どころか俺、かなり素敵だわ☆
やはり上手なドラマーには乗り易いね♪
自分自身、「乗せ上手」ってよかは「乗り上手」の「乗せられ上手」みたいなのがよく見えた1日でした。
10年は離れ過ぎてたけど定期的に師なり先輩(私には居ない)に会ってセッションやディスカッションはするべき!
と思った穏やかな風が吹く31歳の春。
■本日の感想■
○素敵ドラムにはノリ易い。
○オッサンになっても進化出来る。
○俺も負けず進化してやる。
○継続こそチカラ。
2004/3/20
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