熊井英水様(長野県塩尻市片丘御出身)からの情報

 文献など全くなく、確かな事は言えませんが、私が子供の頃から父(故人)から聞いていた話で、木曽義仲の家来で熊井太郎という武将がおり、木曽義仲と一緒に上洛してのち、源義経の軍勢に加わり、一の谷や屋島の合戦に戦功があった。従って瀬戸内海方面にもその子孫(熊井姓)が居る筈だ?というのです。
 私が学生の頃(50年近く前)須磨寺(福祥寺−平敦盛卿の首洗池と首塚のあるお寺)を参拝した折、大きな絵馬に刀を振りかざした熊井太郎が描かれているのを見て感動を覚えたことがありました。
 一昨年、須磨に講演に行った時にそれを想い出し、是非写真に収めようとお寺を訪れたところ絵馬のあった建物は改築され、絵馬も見当たらず寺務所で聞いても不明とのことでがっかりして帰りました。
 ところが先日、和歌山市で書店に並べられた週刊「義経」伝説紀行という雑誌を何気なく散見したところ熊井太郎照元なる武将の絵画が載っているではありませんか!刀こそ振りかざしていないが旗を持っております(添付ファイル参照)。早速これを購入して来ましたので熊井姓の皆様にお目にかけます。
 私が子供の頃父から聞いていた熊井太郎なのか定かではありませんし、また想像上の話ですが、一応話しの筋が通っているので紹介しました。