2005年
7月 31日
月山高原レストハウス−弥陀ヶ原−仏生池小屋−頂上小屋−
牛首−姥ヶ岳−リフト上駅=リフト下駅
<弥陀ヶ原 弥陀ヶ原の木道より 7月31日8:17撮影>
弥陀ヶ原の入り口にある案内板の前を丁度8時に出発して、
20分ほど弥陀ヶ原の花を見ながら散策してから登山道に入る。
<仏生小屋付近 7月31日10:10撮影>
中央の遠くに見える山が鳥海山
<月山山頂の月山神社 7月31日11:50撮影>
遙かな歴史が薫る山伏と信仰のふる里とうたっている出羽三山
その三山の最も高い山月山。
芭蕉が「おくのほそ道」で318年前に
「雲の峰幾つ崩て月の山」
と詠んだという月山。
夏空が真っ青に澄みきったこの日にその月山に登る。
前日は宮田坊の精進料理と銘酒月山で身を清めて、
月山神社のご祈祷神符をいただくき、なんとなく清々しい気分で宿坊を出る。
登山口の弥陀ヶ原を少し散策。
ニッコウキスゲや池塘のミツガシワが印象的だった。
今年、出羽三山は開山されて丁度1400年目に当たる。
登山道に入ると白の浄衣を身につけた道者の方々と頻繁に行き交う。
お互いに軽く挨拶を交わして登る。
我々のリクエストの答えて、法螺貝を吹いてくれた方も。
仏生小屋を過ぎて後ろを振り返ると、
昨日登った鳥海山が夏空のわずかにかすんだ空に
その姿を美しく見せてくれた。
山頂は沢山の道者や登山者で溢れていた。
月山神社でお祓いを受けてから昼食を済ませ、あわただしく山を下る。
下りも狭い登山道は渋滞していた。
帰りの予定時間が厳しくなり、渋滞を抜けてからは
休みをほとんど取らずに早足で下る。
幸いなことにリフトは空いており、待たずに乗れた。
湯殿山温泉へ立ち寄り、汗を流して生ビールを爆飲。
冷たいスイカも実に美味しかった。