東海自然歩道(笠置〜滝坂道)柳生街道 |
天気も良く、いつもの東海自然歩道シリーズを継続する為、今回は単独で、かなり精力的に歩いてきました。歩行距離約22キロ、歩行時間約6時間30分の長い一日であった。いつものように遅い出発と現地までの渋滞に巻き込まれて、笠置からのスタートは午後12時30分になってしまった。
【日 付】 平成10年5月9日 土曜日
【地 域】 京都府笠置町&奈良県大柳生町
【ルート】 自宅=R163=JR笠置駅→柳生→忍辱山(にんにくせん)→滝坂
道→破石バス停---JR奈良駅・・JR笠置駅=自宅
(=:車、→:徒歩、---:バス、・・・:JR関西本線、)
【天 候】 晴れ
【メンバー】 単独
【歩行距離】 約22キロ
【歩行時間】 6時間30分
さて今日は何処まで歩けるやら、いささか予想はつけぬくいが、できれば白豪寺手前の破石バス停まで行ければな〜という具合である。(1)笠置〜柳生まで
わかさぎ温泉、後ろは笠置山 笠置駅前の「わかさぎ温泉」駐車場に車を停め、歩き始めてからすぐ山登りとなる。標高282mという歴史的に有名な笠置山である
山周辺は自然公園として整備され、東海自然歩道もこの一部の笠置山古道が利用されていた。山頂には笠置寺があり、境内には魔崖仏をはじめ数々の巨岩が点在するらしいが、私はパスする。ゆっくり見る時間もないし300円の拝観料もいる。取り敢えず弁当を食わねば戦は出来ぬ。
食事もそこそこに林の中のコースを歩き始め、
途中ゴルフ場開発による回り道を余儀なくされ、「バブルも終わった事だし今更開発もないもんや!」とぶつぶつ独り言。「ほんまに自然破壊は行政の問題だわ!」
こうして暫く山道を登ったり下ったりするうち、打滝川に沿った車道に出ると、そこは京都・奈良の県境に出た。
阿対の石仏
正面に彫られた阿弥陀如来は、
流行病よけの願いを聞いてくれ
るといわれ、現在でも多くの人達
に信仰されている。この川沿いには石仏が並んでいるが、結構古来より信仰されている様子が伺える。
暫くすると眼前に田畑が広がり、その先に柳生の里が見える。
コースも整備されているが、今は田植えの真っ盛り、家族総出で田植えの風景が見られる。
柳生の集落 柳生の集落は、ひところNHKの大河ドラマ「春の坂道」で人気が出た事もあるが、今はそのブームも終わり静かな落ち着いた歴史の里に戻っていた。