中山道妻籠宿・馬籠宿
10月も中旬になれば、新聞折り込みに紅葉や旅の案内チラシが数多く見られる。おりしも土曜の昼時女房が「何処かに行こうよ〜」と言ってきた。どうもチラシに誘発されたみたい(^ ^ゞ
日曜日は東海自然歩道を歩くつもりであったが、まあ〜良いか!中山道の妻籠・馬籠は昔歩いた事もある。丁度写真のネタを探していたから、久し振りに美味いソバでも食いに行くか〜(^ ^ゞ
場所:長野県木曽郡馬籠・妻籠
訪問日:平成12年10月15日(日)
同行者:女房と私
天気:薄曇り、気温20度

馬籠(まごめ)宿
画像クリックで宿場の
様子を掲載しています
日曜の早朝7時自宅を出発。名神高速・中央道を走って中津川ICにて降りる。幸い渋滞もなくスムーズに走行できた。
天気は曇空であったが、出掛けにインターネットで降水確率をチェック、大きく崩れる事はなさそうだ。
中津川周辺は昔とちっとも変わっていなかった。ここから南木曾まで中山道を1日歩いたんだっけ!
「あ!ここに車を置いたんだ!そしてその坂を登って馬籠に向かって中山道が続くんだ」と車から女房に説明するうち間もなく馬籠宿に到着。土産物屋さんの無料駐車場に車を停める。ここから登り坂600m程に沢山の宿(今は民宿や土産物屋)が立ち並んでいる。時間も11時だったが未だ混雑する程の観光客ではなかった。
島崎藤村記念館。画像クリックでその中の様子
を掲載しています。

早速私は写真を撮っている最中、女房は右に左にと民芸品を見たり試食品をつまみ食いをしている。五平餅はここは不味いここは美味いと何やかやと楽しんでいる(^ ^ゞ

島崎藤村の記念館が中程にある。幼い頃ここに住んでいたんだな〜。でも生家は庄屋で本陣だったから、かなり裕福な家庭だんたんだな〜とつくづく思った次第。隣の大黒屋でソバを食べる。やはりソバは美味い!手打ちで、シャキッとした味付けが!

妻籠(つまご)宿
馬籠から車で約20分、旧中山道に沿って自然歩道がある。昔この道を歩いたが、本日も歩いている人も多かった。
妻籠宿の様子
自然たっぷりのこの自然歩道、距離にして8.5k、歩けば約3時間。とても情緒のある道だ。昔に歩いた時は少なくて、山深い道にただ一人。昼なお暗し杉林に冷たい風が・・・。山賊の出そうな雰囲気が残っていた。でも今日は歩いている人も多く、そんな雰囲気は微塵もなかっただろう。
山間に発展した宿場

町営の駐車場に車を預け、徒歩7分で宿場に着く。大勢の観光客がいたが、突然にわか雨が降り出し、皆軒先に走りながら雨宿り。この様子、昔も今も全然変わらないだろうな〜とふと思う。思わぬ光景に写真を構え、軒先で暫し見とれる。
個人的に、この妻籠は好きだ。馬籠は観光化されすぎだが、妻籠は、昔を再現するように保存され情緒がある。車乗り入れ禁止。
約1キロに及ぶ宿場町が昔のままに、今も宿として営業されているところもあれば、土産物や民芸品を販売しているもある。

ここを3時30分に出発し、帰路高速道路で渋滞に暫し時間がかりPM7時過ぎ帰宅したが、充実した1日であった。


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