高見山樹氷スノーハイキング


寒波到来の時期を狙い、多くの樹氷見学者で混雑する高見山、昨年に引き続いて今年も登ってきました。
【山  域】台高山脈北部
【山  名】高見山(1248.9m)
【登山方法】スノーハイキング
【日  時】平成11年2月7日(日曜)
【メンバー】 単独そして山頂は(囲炉裏村の仲間)総勢18名
【コ ー ス】 高見山登山口ー小峠ー大峠ー高見山山頂ー杉谷平野分岐ー小峠ー高見山登山口

【天  気】 晴 のち曇り気温4度


真ん中後方白く見えるのが高見山

早朝目が覚めると雲一つ無い快晴で、4〜5日前から寒波のお陰で全国的な雪、こりゃ〜高見山も良い樹氷が見られるぞと俄かに期待が高まる。
おりしも、囲炉裏のメンバー達が本日「高見山樹氷大作戦!」と名うつてこの高見山にスノーハイキングを計画し登る予定であった。
当初参加表明していなかったがどうも気になるし、幸い女房も天理に用事があったので、少し足を伸ばそうと思って急遽支度に取り掛かる。
車を走らせ高見山登山口に着いたのが皆から遅れる事約1時間、沢山の登山客でごった返し路上駐車の列が続く。
の中に私の車も並べいざ出発。
しかし、どうも雪が少なそうだ。後ろの車の人も同じ感想で私に話しかけてきた。
「どうです、雪が少なそうなので近くの明神平だったら雪が豊富にあると思うのですが・・・如何ですか、一緒に行きませんか」
「いえ、私は仲間達が先に登っているので高見山に行きます」と返事。
「知らない人に誘われるほど恐いものはなし、たとえどんなトラブルにあっても責任が無責任になる。やはり自分で行動するほど確かなものはなし」の今迄の単独行の教えがそうさす。
こうして登山口から登り始めると、昨年に比べ非常に雪が少ないのが気にかかる。小峠ー大峠に進んでも一向に雪が拝めないではないか。な、何と大峠には三重から来た車で駐車場がかなり賑わっている。今の時期ならここまで車で来る事は不可能なのに、今年の雪は一体どうなっているのだ・・・
尾根付近で食事中の仲間達
大峠から高見山山頂に近くなるに従い雪が残っているが、昨年とえらい違いに些かガッカリだ〜・・・・。
山頂に着いたのが13時、既に囲炉裏のメンバー達は食事も済ませ下山かもと思った矢先、そのメンバーの一人とバッタリ顔を会わす。「いよ〜こんにちは!皆はどうしたの?」「昨年と同じ場所で食事をしていますよ」
その場所に移動すると大勢の囲炉裏の仲間たちが食事中。
「こんにちは〜」「あら〜いらっしゃい」の挨拶で仲間入り。「遅い食事ですね〜?」聞けば登りでかなり混雑した為に遅くなったとか。
会話を交わしながら食事の支度に
取り掛かる。
この場所は風の通りだけにかなり寒いが雪の吹きだまりでたっぷりの雪。
でもそこが良くて「高見山冬景色」の写真が撮れる。
気温3度。
山頂で全員写真を撮り下山。私は登山口に車を駐車しているので、杉谷平野分岐で皆と別れる。幸いドタ参組みの紀伊ハンターさん親子と一緒に下山。他の皆さん達は榛原町立温泉「美榛苑」で温泉と宴会の予定である。
高見山山頂

まあ〜樹氷とまでは堪能できなかったが、皆と一緒に食事したり自分なりの冬景色もそこそこ撮れたので満足しています。
囲炉裏の皆さん、ドタ参でしたが楽しい一日ありがとうございました。m(_ _)m

また来年も来ましょうねぇ。
温暖化現象が徐々に進んでいる昨今、何時まで樹氷見学できるか解らないが、出来るだけ自然を残すよう努力しましよう。
「夏は暑く、冬は寒く」の自然が繰り返すように!




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