摩耶山〜六甲山ゴルフ場まで


応募資料に同封されている
摩耶山つまり天狗道の登りは、この縦走で一番の最難関である。しかも縦走の約半分に当たる。
毎年参加者に配布される応募資料の中に、ハイカー心得帳がある。この中を見てもこの摩耶山で41%の人が最も辛かった場所と答えている。因みに2番目が菊水山の25%である。
また、足の痛みが起き始めた場所が、鵯越駅まで7%、菊水山まで17%、市ガ原まで21%、摩耶山まで32%一軒茶屋まで18%、東六甲まで22%、計100%と云うふうに、足の疲労度が摩耶山でかなりうなぎ上りになる。

今回私のタイムを見ても、市ガ原から摩耶山頂まで1時間20分かかっている。決して遅くないタイムだと思っている。


摩耶山頂の掬星台でのホットレモンサービス
この難関個所をクリアーすれば、六甲山頂の平坦な尾根を歩き、後は宝塚迄の下りである。
そして、この半分をこなした人達に振る舞われるボランティアの皆さんが行われるホットレモンの心温まるサービスが毎年あります。
今年も5杯お代わりしたのと同時に、ペットボトル500mlにも入れて貰いました。
丁度1.5リットルの水を飲み干した後だったので、大助かり\(^O^)/

ここで2回目の靴下を履き替え、後半の準備を行なう。
丁度後続部隊からも連絡入る。
只今から市ガ原を出発するとの事。約1時間20分の開きが出来たようだ。先行部隊はどの辺だろう?
多分、今頃凌雲台かもしれないな〜?皆でバトルレースをしてるのじゃ〜ないかいな??

甘酒を受け取る縦走の皆様
ここは甘酒を振る舞ってくれる六甲山頂郵便局前の皆様です。このように六甲市全体がこの縦走に温かい支援を送ってくれるので、我々縦走参加者も本当に楽しめる事になるのです。毎年(今年で4年目)お世話になりまして、ありがとう御座います。この甘酒を頂くと、疲れも吹っ飛ぶような元気がでるから不思議です〜。 (^^)

六甲山ゴルフ場前のチェックポイント


こうして六甲山頂の舗装道路ではありますが、六甲山ホテルやハイカラな喫茶店など見ながら約1時間、やがて六甲山ゴルフ場前の第4チェックポイントに差し掛かります。
これまで、各自のペースで歩いていますから、単独行が続いています。さして寂しく感じた事もなく、秋のポカポカ陽気のハイキングをしているといったところ。

余談ですが、未だかってこのゴルフ場でプレーした事がありません。
日本最古のゴルフ場とかで、設計当時アメリカ軍の将校達が楽しんだらしい。18ホールもなく短いコースだったと誰かに聞いた記憶があります。でも今は改造されていると思いますが、かなりアップダウンがきついコースに違いありません。一部コースの横を歩きますので(網を張っている)。本日もプレーを終わって外車(ベンツ)に乗り込む外国人家族と駐車場前ですれ違う。

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