パソコン自作機、奮闘記
一昨年(平成12年)あたりから、今までのパソコンに不満が鬱積していた。と言うのは、Windows95に対するOSが既に過去のものとなりつつ、それに対するWin98へのUPグレードが巧く出来ず、いくらチャレンジしても不具合が発生したのだ。これは、現状のパソコン(IBM Aptiva H5E 17インチ)がWin95に最適化されたマザーボードであったから、勝手に改造を受付けない仕組みらしい。

その中には全ての機能が集積、たとえば音声入力やオーディオなど搭載していた。当時(H10年)25万で購入したPC。
それとは別に、初期のPC(NEC PC-9821 Cs2 15インチ)は、すでに過去(H7年)の遺物として廃棄処分と化していた。

この様に、昨今のパソコンの日進月歩はすざましく、3年たてば古いという時代である。勿論、夫々ただ手をこまねいていただけではない。未熟なパソコン知識ではあるが、その間は周辺機器(ジップ+フラットスキャナー+フイルムスキャナー+CD-R)等SCSIボードよりヅラヅラと繋ぎ、それはそれなりに工夫して使用していた。

左が自作PC機。右は前のPC。
ところが、インターネット全盛期に入れば、ネットサーフィンする時など、とてもついて行けない内容が(フラッシュや動画)多くなった。所謂Win95でなくWin98以上で無いと見られないのだ。だから2年前からAptivaを改造すべく努力は一応やっていた。

だが、このWin95用として最適化されたPCは、逆に勝手に改造を拒否するよう(結果的に)仕組まれている。例え出来ても金が掛かり、それも限度がある。ベンツに大衆車1000ccエンジンを搭載しても無理があると同じように。

すると残された道は、再度メーカー製の新PCを買うか、自作して今後改造しやすいようにするかの二つに一つだ。
昨今、リフォームが義務付けられた時代、メーカー製の枠にはまった機械より、自由自在にパーツやOSを取替えさえすれば何年でも対応できるものを追求するとなれば、どうしても自作機しか残された道はない。

囲炉裏の仲間には、自作派の人がかなりいる。昨年も組立て作業を見た事があった。その時は、羨ましいな〜!でも私にはチト無理かな・・・との印象が残っていた。

おりしも、昨年末息子が大学で使う為のPCをせがまれていた。ノート型で最新鋭の機種を購入。試しに私が使ってみて、今までの私のPCが余りにもスピード感が無いのに愕然とした。(;_;)ウルウル

更に、今年の始め、また仲間が自作機を作った内容とそのスペックを囲炉裏のパティオで公表していた。
思わず私の心の中に、ムズムズとした虫が起き上がり、作れ!作れ〜!と後押しし始めていた。安く作れるぞ〜!予算もないんだろ〜!と。

とても不安だった。果たして出来るだろうか?
早速本屋に行き、2冊自作パソコンの解説本を買ったのが、決定的な瞬間であった。

組立までの準備期間

仲間のスペックを参考に、購入した解説本に書かれた一例と組立て手順を熟読。更にインストールまで含め。
それを自分の頭にシミュレーションを行った。出来るかどうかの判断基準として。その範囲内では、比較的簡単に組立てられる自信がついた。予算も大事であった。手元資金も余り無し。女房には内緒である。言えば「勿体無い、動くのに・・・」であろう。

いく通りのパターンを想定して、紙に基本パーツと予算を書き留める。OS選定が問題であった。
大阪は日本橋電気街

今は、WindowsMEかWindows2000が主流になりつつある。だが、私の周辺機器、特にフイルムスキャナーが双方に対応していない事が判明。メーカー確認しても、その機種が既に生産中止した為、対応させるプログラムを作る予定がないとの事。

3年前に購入した機器なんだよな〜、全く〜! ユーザー無視の仕打ちに憤慨。<▼▼〆> でも、このフイルムスキャナーは、実に性能が良い。フラットスキャナーより綺麗に仕上がる。デジカメが体勢を占めると、一眼レフ使用者が少なくなり、将来販売増が期待されないから生産中止したのだろう? しかし、私にとってこのスキャナーなくして成り立たない。HP作成する時、画像処理に欠かせない物なのだ。だから対応しているWin98を選定する事に自ずと決まる。

今は、最初のバージョンWin98でなくWin98SE(Second Edition)である。因みにWin2000は、対応する機器やソフトが未だ少ない。安定度は抜群で、特にネット構築に優れ、会社でランシステムなど組む場合には良いらしい。家庭用にはやや不向き?
Win-MEは、Win98とシステムが全然違うが、Win98より依り安定感を付けシステム管理を向上させたもの。家庭向き。

こうして、出来あがったスペックから本当にこれで良いかどうか確認するために、仕事帰りに日本橋に足を運ぶ事が増えた。同じ店に全部聞くのも悪いから何件も梯子して聞き出す。そしてマザーボードも大事な選定条件なので、マニュアルが日本語が添付されているかどうか、性能はどうかなど、またCPUやHDDなども一つずつ性能・情報確認作業に時間をかけた。数日に渡り。最後に各店の中から、対応・相談しやすい店を選び、最終リストの見積りを取る。

かくして数日後、充分吟味した見積り一式を持参して、その店に訪れる。若干当初の考えていたマザーが変わり(店員の薦めによりサウンド内臓しており、予算も削減できるとの事から)、それが何と囲炉裏の仲間と同じマザーだったので安心できる面があった。困ったときに相談できるからである。後に大変助かったのであった。(^^)

とうとう踏み入れてはいけない世界に足を入れてしまった。(^_-) 後戻りは出来ない。例え1年掛かろうとも完成しなければならない。囲炉裏に「やるぞ〜!」と発表したからには、惨めな事だけは決してできない。

下記が購入した内容です(^ ^ゞ ポリポリ
CPU :     ペンティアムV866/133M FCPG  \23,490
OS  :     Windows98SE            ¥11、980
マザーボード: Aopen-AX3S Pro          ¥13、880
メモリー:     DIMM SDRAM 256MB         ¥8、540
HDD  :    DTLA307030(IBM) 30GB     ¥14、800
DVD−ROM : DVD−1240(Aopen 12倍速)    ¥9、800
FDD :      D353M3                ¥1、980
ビデオカード : Geforce2MX TV-OUT付き    ¥13、980
SCSIボード :  SC-NBD                ¥4、980
PCケース:3.5インチペイ×4、5インチペイ×4 300W ¥7、980
ランカード :    10M EtherPCI-T           ¥890
                              −−−−−−
                            合計¥112、300
* モニター、キーボード、マウスは従来のもの使用。
                            (H13.2.22購入時)

組立て作業からシステムインストールまで

組立て作業は、帰宅してから一段落したのち夜の11時過ぎ頃から始めた。但し、一度にせず数日に分けチェックしながらの組立てにした。細かい作業には、蛍光灯の明かりが不足し、頭にヘッドランプ(山で使うもの)をつけ、マニュアル片手にくみ上げていく。まるでプラモデルと一緒のような感覚だ。ただ、マニュアル本だけでなく解説本の方が写真入りなので、その手順は良くわかる。約3日で組みあがった。

その中で、CPUにファンを取り付ける時少し指の力作業が入り、他に傷をつけないよう細心の注意が要った事や、配線図で解らない事があった。その都度、本とマニュアルとで確認しながら、何とか組上げる。

これら事前に頭でシミュレーションを描いていたから、さして苦労という程ではなかった。その後に発生した事のほうが大変だった。

中の構造。左上が問題の電源。
画像クリックで拡大
いよいよ、電源にスイッチを入れる時がきた。木曜日夜11時過ぎ。
スイッチオン!ファンが回りだし軽快なHDDの音が鳴り出す事をイメージしていた。が・・・・・・・??
あれ?全然反応なし??こりゃ〜配線間違ったかな?よし、一から見直しだ。

時間も深夜1時が過ぎている。良し、間違いない。今度は間違いないだろう〜。スイッチオン!反応なし。
困った〜、何でやろ!考え込んでしまった。じっとケース内の配線図やスイッチ類に差込不良ないか再度確認。
それでも通電しない。頭の中は段々真っ白になっていく。もう頭脳はフル回転だ。時間が深夜3時近くなっている。
こりゃ〜寝ないと明日の仕事に差し障る。本日はもう終わり!但し、囲炉裏にアドバイス願うSOSを発信。

当日夜、帰宅後すぐパティオを巡回。有難い事にレスポンスがついていた。幸い今晩金曜日だから徹底的にやってやる。こうなったら意地でもやり通してやる!レスを参考に再チェックすべく昨夜と同じようにチェックしながら何度も電源を入れたり切ったりしているうち、突然LEDランプが点り、起動し始めた。

よし、ヤッタ〜〜!!\(^O^)/  嬉しい〜!! 

深夜一人で雄叫びをあげたいような気分だった。もう遅いし身体クタクタだから寝よう。4時00分床につく。でも私の頭の中は、PCの事で一杯だった。
夢の中にも出てきた。マザーボードに挿されているパーツや配線など。頭脳は寝ていなかった。すぐ目が醒めてしまった。

朝食もそこそこに、昨夜の続きに取り掛かる。電源を入れる。また通電しない。なんでや〜〜!!<▼▼〆>
でも、昨夜間違いなく動いた。絶対スイッチか電源がおかしい筈だ!またケースを開いてそこで電源を押すと通電し始める。
スイッチのアタリが悪いのかケースの前部を開いて確認しよう。あれ?どうして開けるのだろう?無理やりして、間違ってケースを壊したら元もコモない。こうなったら日本橋までPCごと運んでやろう。

日本橋に着き、購入した店に運び込んだ。偶々前に対応してくれた人がいた。この症状を訴えると、別の店員さんを呼び、症状をすぐ見てくれる事になった。大きな店では、絶対ありえない。数日の日数を要する。

あれ、オカシイな〜?配線その他間違っていないのに?私が電源がおかしいのでは?と横から言う。試しに別の電源からコードを挿しこんでスイッチを入れる。一発で起動始めた。やっぱり〜!(^-^)ニコニコ

無料交換して貰い家に持ち帰る。その後、BIOSをチェック。30GのHDDに二つの領域(10Gと20Gに)に分けフォーマットした後OSをインストール。久し振りにMS−DOSからの立ち上げだ。ただ、どうもキーボードが英語用になっていた。変だな〜?
それと、アプリケーションソフトをインストールしている最中、突然変な音がケースから聞こえてくる。
何やこれ〜?フォーマットするのに、通常だと数分で終わるのに1時間以上かかった。何でや〜??
ケース内のHDDを触ると少し熱を帯びていた。こりゃ〜またトラブルだ。HDDがオカシイ。カリカリという異常音が鳴り続き、金属面を削り取るような音だ。何かある。

また翌朝日曜日、同じ店に行き、この症状を話す。再度の事で迷惑もかけているが、こちらも困っているから仕方ない。
今日は日曜日、人出も多く店の人間も少ないので2時間余裕を頂きたいとの事。致し方ないので、預けたまま一旦家に引き返す。

携帯電話が入り、「申し訳ないです。HDDが初期不良のため交換させて頂きました」と。何も店の人が悪いわけではない。
メーカーの問題だ。パーツはバルク品ではない。神は私に二つの試練を授けて下さったのだ。(ー_ー) 
丁寧に応対し、交換してくれた店に感謝する。大きな店だとこういった融通は絶対無理だろう。

完成後の感想

私がお世話になったお店
結局、パーツを買ってから組立て、インストール作業、前のPCよりHDD二つのうち一つを新マシーンに移しHDD2個搭載のマシーンに仕上げ(合計32.5G)、前と同じ状態に引越し作業が終わるまで、総延べ10日を要した。

多少の問題点(英語キーボードから日本語キーボードに変換が解らず)はその後もあったが、時が解決(色んな店で聞いて)。何と云っても諦めなかった事が最大の収穫だ。最初から聞くのでなく、自分の力でやれば、少しのアドバイスでも大きな収穫と自分の身につく。囲炉裏に相談できる場があったのも良かった。既に使っている人と同じマザーであれば、なお良し。

今は、快適に動いている。スピード感も全然違う。DVDから映像も見れる。CD−Rのコピーの速さも全然違う。
これから、より一層改造したい事は、オーディオシステムを構築する事だ。既に高音質対応サウンドカードも購入した。このHP作りが終わってからケースを開けてボードを挿しこむ作業をするつもり。(^-^)  良質なスピーカーも欲しいな〜・・・・(^ ^ゞ ポリポリ

パソコンを始めたのが阪神大震災の時、それから数年経っても未だPC知識は未熟なものだ。(^ ^ゞ
PCを使う仕事とは全くかけ離れ、PCは家でやるだけ。山に登り、仲間と情報交換やおしゃべりするだけの道具。そんなパソコン暦の浅い私でも自作機を作れるから面白い!
「何でもやってみなはれ〜」ですわ!(^-^)

平成13年3月10日 記
(追伸)
その後、義兄に頼まれ2号機のパソコンを組み立てる機会があった。
今度は楽しみながらの余裕を持って、全てが終わるまでに何と1日であった(^^)ニコニコ
幸い、双方のパソコンは大きなトラブルもなく順調に動いてくれてます〜。
やはり自作機はエエナ〜(^-^)

(追伸その2)  平成17年1月1日 記
Win98から一気にWinXPへアップグレード
今やデジカメ主流の時代、今更フイルム写真に拘る理由もあるまい。益してや殆どお蔵入りになっていた。
正月休みを利用して作業に取り掛かる。WinXP professional SP2アップグレード版(21000円)を購入。
Win98から上書きは簡単に出来たが、やはり暫く使っている内に不具合が発生。それを修復するのにエライ時間が掛かる。結果的にCドライブをフォーマットして一からインストールした方がベストだった。
勿論、周辺機器のドライブもインターネットからDLして使えるようにした。またHDDも40ギガを追加して合計80ギガに。
新しいPCを購入せず楽々バージョンUPできるのも自作機の良さでしょうね(^ ^ゞ

(追伸その3) 平成20年1月28日 記
3号機をWindows Vista (Home Premium)組立て
別にWinXPでも何ら不自由はなかったが、XPからビスターへの時代に対応して今回も自作にした。

今回のスペックは、マザーを一番売れ筋商品であったP5E−Kを基にCPUをCore2 DuoプロセッサーE6750(2.66GHz)にして、メモリーを2G、HDDを500GB、電源を静電の500W、ドライブにパイオニアのDVR212、そして出来るだけ静音にしたいのでCPUクーラーを購入してIntelに付いていたクーラを外してそれを装着。サウンドボードにオンキョーのSE−90PCI、グラフィックボードにGeforce8600GT。これで総予算約12万、見積で一番安かったツートップ日本橋店で購入。パソコン工房やソフマップは少し高かった。
尚、モニターは少し前に購入していたナナオ19インチ液晶FlexScanL768 ,キーボード及びワイヤレスマウスは従来通り使用。

今回組立で一番変わった事と言えば、CPUクーラー取付で四隅にあるレバーを対角線上にパチンという音がするまで押込むだけで良い事だ。以前のようにレバーに引掛けるのに少し指先に力を入れるのに細心の注意が必要だったのが軽減された事だ。

組立て完成後、BIOS設定、OSのインストール、パーティーション分割、及び諸々のアプリケーションのインストールなど、引越しに必要な作業に少し時間を要したが、全て終了後今は快適に動いています。
自分ながらかなりハイスペックを選定したと思うので、全ての動作がとても速く、ネット接続からネットサーフィンなどの一連動作にまったくストレスを感じない。
スピードテスト測定で、光で常に27Mbpsをコンスタントに出ているからだ。
また、二台のPCを1台のモニターで見れる(デジタル接続とアナログ接続)ので、臨機応変に切替えられるようにしている。
又、TVチューナを挿入し、テレビを見ながらのネットサーフィンも楽しんでいます。





一応、組立て作業の一部をデジカメで撮ったので、ご覧ください

(追伸その4)
その後、Windows7にOSをUPグレード。

(追伸その5) 平成23年8月11日 記
4号機としてWindows7 Professional  64ビットバージョンを組み立てる

旅行など行った後、写真やビデオをアルバム作成に利用するため、アルバム作成ソフトでDVD用に保存する時、とても時間が掛かっていた(30〜40分の内容だと約6〜7時間)。挙句にソフトが途中でフリーズ起こしたりする頻度も高かった。これではブルーレイ用に仕上げるには無理がある。と云うのも、ガジェットのメモリー表示が100%を振り切る状態が続いていたからだ。これは明らかにメモリー不足を意味していた。

これらを解消するには、新作の自作機を作るしか最善の道しかない。現行マザーと32ビット用OS仕様ではメモリーは最大4G。しかもCPUも既に能力不足になっている。例え不備のパーツを取換えても32ビット用OSだとメモリーの最大は4GBまで。つまり64ビット用OSに変更しない限り解消されないのだ。現在は大容量の時代、徐々に64ビット用に移行されていると云われている。

これらの要望を十分に満たせるマザーボードとCPU及びメモリーを店の人と相談し、OSもWin7Professional の64ビット版をチョイスした。今回はメモリーを16GBにしたが、将来は32GBまで引き上げる事ができる。これで暫くは最高の能力を発揮しながら遊べるという事だ。

早速購入し、組み立ては1日で終わった。マザーボード(ASUS、P8Z68-V)は日本語ガイド本がなく英語版なので不安だったが、店の人に「大丈夫ですよ」と励まされ挑戦してみた。「案ずるに生むが易し」だった。因みにCPUはインテルcore i7 2600k。更に大きく変わったのは、起動ドライブにSSD(120GB)を入れ、保存用に1テラ(1000GB)のHDDを搭載した事だ。

これは、起動がとても速くなり、電源ONから完全立ち上がり状態まで僅か45秒、今までの遅い立ち上りから解放され、とても感激している。

進化するパーツ、昔に比べ組み立ても実に楽になった。当初一部古いパーツを利用するつもりだったが、思い切って電源(500W)とパイオニアのBD/DVD/CDライターBDR-206シリーズにして新規入れ替えでブルーレイも書き込めるものにした。

今回思った事は、PCも4〜5年もすれば、どんどん進化し続け、前のパーツは使いたくとも使えないという事だ。車の世界と同じだ。古いパーツを使えたとしても、それが要因で能力も落ち、結果的に新調する事になる。

今は全てが早く、光ネクストに変えてから速度も75〜85Mbpsを常に測定している。時代も変われば変わっていくものだ。
ブロードバンドスピードテスト 通信速度測定結果
http://www.bspeedtest.jp/ v3.0.1
測定時刻 2011/08/17 21:33:46
回線種類/線路長/OS:光ファイバ/-/Windows 7/大阪府
サービス/ISP:フレッツ光ネクスト ファミリー/asahi-net
サーバ1[N] 81.7Mbps
サーバ2[S] 54.4Mbps
下り受信速度: 81Mbps(81.7Mbps,10.2MByte/s)
上り送信速度: 75Mbps(75.2Mbps,9.41MByte/s)
診断コメント: フレッツ光ネクスト ファミリーの下り平均速度は53Mbpsなので、あなたの速度は速い方です!(下位から80%tile)
80Mbps以上出ており、超高速です。心よりお祝い申し上げます。

 さらに現在、Win10に無料の時期にアップグレードする。(2016年、7月24日)

世間ではWin10に変えた為に支障が出たとか、本人が意図せぬ内にWin10に変わっていたとか、何かと評判は悪かった。しかも前のOSに戻しても調子が悪く、結局新しいパソコンに買いなおしたとかで、消費者庁も乗り出すほど社会現象にもなった。

一時導入に躊躇していたが、2016年7月29日に無料配布も終了するというギリギリに、挑戦する事にした。

導入後の印象は、少し全体的な印象だが、速度が落ちたような気がした。その他は、これと言って大きな問題点はなかった。あるとすれば、Win7の時はメディアセンターという機能があり、パソコンでテレビや録画も出来た。Win10はその機能がなく、見れなくなった点だ。但し、TVチューナーを別に購入すれば良いのだが。
それと、筆まめとホームページビルダーの古いアプリがインストールできなく(対応外の為)、新しいアプリをネットオークションで再調達。これは想定内だ。

さらにWin10を発表して約1年弱、2016年8月2日、Microsoftから「Windows 10」2回目の大型アップデート「Windows 10 Anniversary Update」が提供された。これまで小刻みにバージョンを更新していた訳だが。今回は違った。進化したUIと新機能を搭載して。バージョン:1607、OSビルド:14393.51
アップグレードに費やした時間は約3時間弱。体感速度は大幅に上がった。切れが良い。かなり良いと感じた。但し、実装メモリーも8G以上でないと動作が落ちると思う。(因みに私は16G)

導入後、色々な機能をチェック中だ。


再度Win7に戻す(2016年、11月)

Win10からWin7に戻した最大の理由が、突然画面がブルースクリーンになり、強制終了されてしまう現象が頻発し始めた事だった。
最初の頃は順調だった。ところが2カ月経った頃から、何故かブルースクリーンが頻発するようになった。
原因をネットから検索して情報を収集し、ありとあらゆる方法で修復に時間を費やした。しかし一向に改善されず。
結局調査ソフトをネットからDLし、原因を究明したら、Win10に対応できるパーツが古くなり、それが基でシステムが不安定要因となり、ブルースクリーンで強制終了され、修復するという流れになっていたのだった。しかも不具合のパーツは一つでなく、複数に及んでいた。
車が古くなると次々パーツが悪くなり、結局費用が嵩んでくる現象と同じだ。それだったら、何も無理せず従来通りのWin7にした方が得策だ。

Win10からWin7に戻す場合、1か月以内だったら簡単に戻せたが、それ以上経つと簡単に戻らない。結局フォーマットして一からWin7をインストールしなおす手間がいった事だ。

Win10にした時に、2種類のアプリケーションを買いなおしたのも痛かった。ホームページビルダーと筆まめだ。Win10に対応しない程古いバージョンだった。しかしWin7に戻すのだったら、買わなくて良かったのにと悔やまれる。しかし、何れは新しくしなければならないので、致し方ない。

結構Win10に無償バージョンアップした時のトラブルが多く聞かれる。やはり何処か無理があるのだろう。でも会社のPCは全然問題なし。機械によって色々だ。

次回作るときは、Win10用で作るつもりだ。暫くこのままWin7で続けよう。

5号機としてWin10を組み立てる(2018年、2月)

いよいよWIn10として組み立てる時期が来た。Win7には何の不自由も感じていなかったが、アップグレード更新も終了し、ソロソロ潮時かなと感じ始めていたからだ。
思い立ったら吉日、使えるものは再利用し、新しく購入するリストと予算を予め算定した。
やはり10万は超える金額となった。デルなど家庭向けPCなど安価なものも多くなったが、やはり自作機のパーツ買いは高くつく。しかし、それなりに楽しみながら改造もできるし、自分用のオンリーワンとして愛用できるのでそれで良い。

マザーボードとCPUはグレードを上げ、メモリーも16G。出来るだけ丈夫で長持ちできるスペックにしよう。それが決まれば自ずとパーツが決まる。電源は650Wにした。ビデオカードも新調。PCケースとSSD及びBD光学ドライブ、スピーカーは再利用した。
残念ながらサウンドカードは拡張スロットに不適合なため転用できず。スピーカーは良質なので、新しくサウンドカードを買うか若しくはマザーのオンボードで繋げて音をだすかだ。取敢えずそれを選択。最近のマザーボードは性能が良いので、何ら違和感はなかった。

組立は3時間程度で終わったが、OSのインストールからアプリの再インストールには時間がかかった。
一部失敗もあった。配線の差し間違いで、起動するとすぐバイオス画面になる。起動順番を指定しWIN10をインストール始めて再起動かかる度にバイオス画面を繰り返す。おかしいな〜と思いながら何とか無事インストール終える。その後、起動する度にバイオス画面から手動でウインドウズの画面に切り替える不便さが残った。

原因不明から判明まで暫く時間がかかった。起動初期画面の文字をよくよく見ると、「CPU_FUN ERROR」と書いていたのを見て、初めて理解した。何とCPUファンに差し込むべき電源ケーブルをCPUオプションに差し込んでいたからだ。小さなピンが二つ上下に並び、暗い中での作業とマザーのレイアウトをよく見ていなかったからだ。どちらでも同じだと勝手に判断していたのだ。
少々のミスでも機械は許さない。しかも画面を一瞬でも読み取る技術がないので、やはり素人の域だから致し方なし。
これもある意味で苦しみと喜びでもあるかもしれぬ。総じて趣味の世界は「楽しからずや〜」であろう。

また、メモリーも4G×2のDualを装着し、追加で同じ4G×2のDuaを購入したが、その中の1枚が認識しなかった、幸い安心交換保証に入っていたので被害はなかった。この時、店の人が、同じメモリーでも相性又は認識しない場合もあるとポツリと言われたのを一瞬不安がよぎり、交換保証に入ったのが吉と出た。
今は全て解決し、快適にサクサク動いている。追加でTVチューナ(内蔵型)を購入し、TVを見ながら楽しんでいる。

やはり、自作機は最高!!
CPU :     Core I7 8700            \36,770
OS  :     Windows10 Home64Bit DSP    \13,980
マザーボード: ASUS PRIME Z370-A        \23,760
メモリー:     DCDDR4-2666-8GB ×2     \26,956
ビデオカード : GeForceGTX1050Ti  から
         NVIDIA Quadro P620.2GERに変更  \22,460
電源:    KRPW-AK650W/88             \7,538
                              −−−−−−
                            合計 ¥131,464
* EIZOモニター、SSD450G、BD光学ドライブ、PCケース、
   ONKYOスピーカー 等々、従来のものを再利用。

                            (H30.2.13購入
*メモリーを同じスペックを追加し、合計32Gとする。2019/04/01
 *ビデオカードを3D、動画編集、画像処理に特化したQuadro
  に変える。GeForceはゲーム用途で汎用品。2019/10/22
 
 従来のPCケースにマザーボードを取り付けている所


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