明神平、国見山(1419m)


【日 時】1999年5月8日 
【山 域】台高山脈
【コース】大又林道終点ー明神平ー国見山(1419m)
【天 候】曇りのち晴
【メンバ】単独

**別途高度1600mから見た展望図掲載しています。
久し振りの台高山脈北部、そして今回写真が目的だったので、ゆっくりと登り明神平の新緑をカメラに納めてきました。早朝8時に自宅を出発、途中写真を撮りながら道中だったので、大又林道終点に着いたのが11時頃になってしまった。
東吉野キャンプ場
やはた温泉(詳細は画像をクリック)

国道166号線から県道16号線に入り、そして府道220号線に進むこと約10分、深山谷に面した「東吉野キャンプ場」や「やはた温泉」など自然を満喫できる素晴らしい施設がある。特に「やはた温泉」など500円で入浴でき、旅の汗をすっきり流して帰途に着くに持ってこいの所だ。
今回の山行帰りは勿論の事、このコースは組み込まれていた(^^ゞポリポリ

大又林道終点は沢山の車が駐車しており、私が着いた時刻には小さな空き地から溢れ出た車の最後尾に並べるしか方法はなし。さすが明神平は人気のある山だ。
歩き始めて約40分、昨年(’98年)台風7号の大被害を被った杉や桧、ブナなどの大木が未だに倒木されたままになっており、又「あしび山荘」や「みなかみ山荘」も倒壊したまま廃虚となっている。
何という事だ!これらの大木も根元から掘り返され、ものの見事にひっくり返された風の猛威には今更ながら驚かされる。
明神滝


この場所を通過して約15分の所に明神谷の滝が現れる。
滝近くの下から写真を撮ったが、イマイチ採光不足でここに紹介するには些か恥ずかしいので、遠くから写したこの写真の方が何となく迫力があるな〜(^^ゞポリポリ

あれやこれやと写真を撮りながらの山行になってしまったので、タイム記録は殆ど取らず。
ただただ気ままな登山なだけに、疲れはあまり感じなかった。
かくして山頂の明神平に着いたのは、多分13時40分位であった。
ここで、何と囲炉裏のメンバーでもあり、またネット上で有名なアマチュアカメラマンの駒井真也さんと遭遇。彼のHPアクセス数は何と7万以上、個人でこれだけのアクセスを誇るには何か魅力がないと難しい。
その魅力とは彼の写真技術の素晴らしい事にあるといっても過言ではない。

昨年まで私の山行写真は殆どコンパクトカメラで撮ったものが主体であった。
でも彼のHPを見たり、また同じような仲間の写真がHPに掲載しているのを見るにつれ、あまりにも自分の貧弱な写真に愕然としていた。どうしてこんなに奇麗な写真が撮れるのだろうか???

何度も疑問を投げかける内、仲間から「それは写真のレンズが良いからだよ!」「やるのなら一眼レフで撮らなきゃ〜」と教えてくれる。それが私の一眼レフへのスタートであった。今から約半年前(平成10年12月)である。
それから多くの素晴らしい実力者揃いの仲間に教えられながら現在に至る。まだまだチョー新米です〜(^^)
明神平

駒井さんと僅かな時間であったが、ここでも写真技術について教えを請う。でもまだまだ教えて頂いた事も十分身についたと言えないのが残念で、やはり年期が入ってないからな〜(^^ゞポリポリ

さて、明神平の頂上は晴れてはいるが雲の移り変わりが激しく、ここで撮った写真も何やら雲の不気味な様子を強調した感じになってしまったな〜(ーー;)
国見山山頂(1419m)

今日はこの後、明神岳か国見山か決めていなかったが、彼のアドバイスより国見山に登る事にする。駒井さんとは明神平で別れた。

水無山を登り、下り、そして国見山の登りとなる。約50分。
ここの山頂は1419mで、高見山から延びる台高北部の雄峰である。
展望も良く、記念写真を撮ったが、展望写真は少し霞みが掛かってあまり出来が良くないから今回写真掲載はカット。(^^)
薊岳(あざみだけ)1406m

帰りの道中、正面に見える薊岳(あざみだけ)は今度登ろうかな〜。だけどかなり急な登りで手強そうな山だ。

こうして一日写真を撮りながら大自然と接する楽しさは又格別で、時間に追われる山行は嫌なので、マイペースが一番良い。
丁度、30人位の大パーティーも登っていたが、大半が中年女性で、元気な事この上ない。(^^)
でも、帰りが時間に追われ(バス時間の為)何かせわしない感じがしないまでもない。
私がゆっくりと下山した時、未だバス停で待っている彼女達を見ると、車とお気楽に来られる自分がとても幸せを感じました!
勿論、温泉付きであったが!!!\(^o^)/

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