雪の花咲く明神平

今年の樹氷鑑賞は、明神平に行ってきました。
同じ台高山脈でも高見山の樹氷は、2年続けて雪不足に祟られ、しかもあまりの人の多さに期待外れであったから、
今年こそはとこの明神平に決めていた。そして、その期待は決して裏切らなかった。
交通アクセスが若干悪いため登山客も少なく、幸い好天にも恵まれ、お目当ての雪も鑑賞用には充分であったので、
最高の樹氷撮影日和となった。 \(^O^)/
【日 時】2000年2月5日(土) 
【山 域】台高山脈
【コース】大又林道ー明神平周辺
【天 候】無風快晴、気温10℃
【メンバ】どんかっちょ!さん、森の音 

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雪の感触を味わいながら
今年も雪不足かな〜と思いつつも、4週連続日曜日が雨模様の天気が続くなか、囲炉裏の絶大なる情報網のお陰で明神平の様子を、インターネットHPに素晴らしい雪景色の写真をアップしている。しかも土曜日に好天が続いていた。
こりゃ〜負けられんと早速金曜の夜、囲炉裏に登山届けを提出。時同じくして、どんかっちょ!さんも高見山にアップされていた。
同じ台高山脈に行くのだったら絶対明神平へお勧めだ。夜の11時過ぎ、失礼ながらご自宅に電話をすると、床に就いたばかりのところを叩き起こす事になる。m(__)mゴメン
同じ単独の予定だったので、快くこちら側に乗り換えて戴き、ご一緒する事になった(^ ^ゞ
AM9時過ぎ大又林道終点500メートル手前で車を置き、そこから徒歩とする。路面が雪と凍結の為タイヤチェーン持参といえ、傾斜がきついので無理をせず。今日は約7台の車を確認。この分だと少ない登山客になろう?
高見山なら、数百名の登山者で蟻の行列だろう〜よと内心ほくそえむ(^^)
そして、山頂は雪景色を充分鑑賞できるであろう事を確信する。アイゼンを装着し、登山道を登って行く。雪の感触を味わいながら。
幸いかなラッセルするような雪ではないので、しっかり踏み締められた雪道を登ると、今日は春山のような陽気に汗ばむ程だ。
青く凍て付く明神滝

途中、明神滝を望む場所に差し掛かると、そこに雪に覆われ氷塊した滝があった。
早速カメラを取り出し、撮影開始。今回最近購入したカーボン三脚の威力を発揮。軽くて持ち運びに楽だ \(^O^)/
どんかっちょ!さんも共々撮影しながらゆっくり登りる。
今回の目的は、雪景色撮影にあったので、のんびりしたものだ〜(^ ^ゞ

樹氷並木
明神平山頂手前に素晴らしい樹氷が多く見られ、先客の若いカメラマンも立派な中判カメラで撮っている。
思わず我々もここで時間をかける。あまりの陽気のため樹氷も溶けだし、昼からになれば無くなる可能性もあるからだ。気温10℃無風、この付近で積雪20cm位。
時間を惜しんで撮り続けている時、突然どんかっちょ!さんの携帯が鳴り出した。
一瞬誰かと解らない状態であったが、それは同じ囲炉裏の百崎さんからであった。有り難う〜 \(^O^)/

奥に見えるは薊岳(あざみだけ)
少し遅い昼食を雪の上にどっかり腰をすえる。冬とはいえ今日は春山のようである。雪見をしながら食べるラーメンの旨さは極上の味だ。
只、残念なのが山頂での雪は少な目で、15cmの表示を指していた。
食後、明神平周辺を散策し水無山まで行くが、国見山までは時間がないので引き返す。

下山後、お決まりの温泉、「やはた温泉」で汗を流し、帰途に着いた。
結局今日の登山者は、総勢25名位であったと思う。静かな楽しい一日でした。 \(^O^)/



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