------------------------鞍馬から大原へ-----------------------

今日はメチャ暑かった!何とアスファルト歩道で37℃あった。尤も日陰の山中では27℃ですが。
今回もまたHP用取材を兼ねて再ウォークしてきました。


【地  域】 京都市左京区
【日  時】 1999年07月24日(土)
【メンバー】 単独
【コ ー ス】 自宅=京阪出町柳=叡山鞍馬線=鞍馬駅〜薬王坂〜静原〜江文峠〜大原〜寂光院〜
三千院〜=バス=京阪出町柳=自宅
【天  気】 
晴れ 気温34℃
【時  間】 徒歩約3時間写真撮影&見学入れ総約5時間。

鞍馬から静原へ

鞍馬寺山門(拡大写真あり)

京阪本線出町柳を降り、叡山鞍馬線に乗り換え、鞍馬駅まで約30分。最近この電車にご無沙汰していたが、すっかり見違える程奇麗に電車も変わり、また途中に京都精華大前が出来ていたとは知らなんだ。(^.^;;;
貴船からは懐かしい風景が飛び込んでくる。
鞍馬駅はちっとも変わっていないので、やや安心する。今日のスタートはここからだ!
鞍馬寺を往復すればタップリ1時間かかるので、取りあえず山門だけ写す。

この寺は桜と紅葉の季節が似合っている。夏場は只々暑いだけや〜。

左に行けば天ガ岳、前が大原への道

大原を目指す東海自然歩道は、この山門より少し北に50m行った所を右に曲がる。余りにも狭い路地を曲がるので、一瞬間違いかな〜と思うほど。
すると間もなく山に入る道が続いているが、これが薬王坂への道である。今日の天気は暑そうだ。腕時計の気温も既に30℃越えている。勿論時計は腕から離し、ポシェットに付けている。
何の変哲もない山道になるが、さすが木立に遮られた峠道はヒンヤリと冷気が流れ、27℃の天然クーラーだ!
峠で、左に天ガ岳と前に大原への標識がある。その標識を前に進むと急に視界が開け、静原の町が見える。


静原へ下る山中、ログハウスが集まっているが、どうも風通しも悪く、管理も行き届いていない荒廃したログハウスがチラホラ見受けられ、一体なんでこんなとこに建てるのか良く理解できない。
以前の静原は大原と同じ風情があったが、今は京都市のベッドタウン化したのか雰囲気が変わっているのに驚いた。
江文峠もバイパスが出来ており、ただ東海自然歩道は昔のコースを残してくれているのが唯一慰めだ。そしてまた人情と礼儀さを失われていなかった。子供達と目を合わすと「こんにちは〜」と挨拶してくれる。昔もそうだった!
37℃を超す灼熱のアスファルトを歩いていたが、この言葉は何とも言えぬ清涼剤であった。(^-^)

静原から大原へ

寂光院の石段(拡大あり)

江文峠を登りきるとバイパスと合流するが、ここで注意!バイパスを渡りきると金毘羅山に登るコースに入るが、東海自然歩道は舗装道路を右に約30m下った所に標識がある。昔間違って金毘羅山に登り迂回して大原の里ににたどり着いた事がある。(^^ゞ

正面が寂光院入り口

大原に入ってから寂光院まで田園風景を見ながら約30分、秋の里歩きは快適だが夏場は最悪。
それでも歩いている物好きも世にはいるものだ。(^_-)
寂光院に辿り着くも、観光客はさすが少な目。里山や民家を撮りながら、寂光院もパチリ!
中への拝観は止め、外から「眺めるだけよ〜」でパチリ。受付のおじさんこちらをジロリ!





大原三千院

寂光院から三千院まで徒歩20分。結構登りがあるが、土産物屋さんが並んでいるから眺めながら歩くので、気分が紛れる。

三千院の山門(別の写真あり)

三千院の山門は新しく新装なり、昔のひなびた風情がなくなり、頑丈な作りに建替え、何か落ち着かない。
そして白壁もまるでお城の城壁みたいて、少しやりすぎだ〜。

縁側に座って庭を鑑賞(拡大写真あり)

今日は、時間があれば比叡山まで足を伸ばそうかと思ったが、それまで写真に時間をかけすぎ、今からでは遅すぎる。
よって、久し振りに中を拝観した。中の感じは昔と変わらず、少し安堵する。
庭園を前に、縁側で静かに眺める様子はちっとも変わらぬ風情だ。何か心が救われる雰囲気が漂う。
今は真夏、秋の紅葉は実に素晴らしい。何度か訪れたが、やはり秋に限る。

約40分ゆっくりと庭園を散策しながら、本日のウォークは終了。
後は京都バスにのり帰途に就く。


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