東海自然歩道(甲賀の里) |
昨年は紫香楽宮跡で終っていたので、今回その続きを歩いてきました。
薄曇りのやや肌寒い天気でしたが、歩くには丁度良い気候で、早朝家を出発し、紫香楽宮跡駅に車をデポし、今日の
歩く距離は17キロ、時間にして約5時間を予定。
【地 域】 信楽・甲賀 【日 時】 2000年04月2日(日) 【メンバー】 単独 【コ ー ス】 自宅=紫香楽宮跡駅(車デポ)〜隼人橋〜新田〜岩尾池〜明王寺〜伊勢廻寺 【天 気】 薄曇り。気温12℃。 【時 間】 徒歩5時間30分。写真撮影しながら、ゆっくりと。 |
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紫香楽宮跡駅 |
信楽高原鉄道 |
あの信楽高原鉄道の大惨事の舞台となったこの紫香楽宮跡駅からやや数百メートル北に、不幸にも亡くなった方への供養塔の石碑が建っている。
今でも鮮明にその当時の事を思い出される。今は平和なこの無人駅に、乗り降りする人数人、1時間に1本の寂しい駅であった。
東海自然歩道はこの駅を越え山道に入るが、隼人橋まで落ち葉が敷き詰められた山道が続くが、意外と疲れる道のりであった。国道307号線を迂回路に使っても良し。但し車には充分注意されたし。
国道307号線に並行した自然歩道
甲南町新田につめた林道は約5キロの峠越え。入り口付近は道幅の広い平坦な地道になっているが、徐々に狭くなりなだらかな登り、やがてガレた急勾配の道になるとまもなく峠に差し掛かる。
峠を過ぎて道を下りきると拡幅された林道(舗装道)にぶつかり、左折する。今まで誰一人と出会う人もなし。
のどかな道をテクテク歩きながら爽やかな空気を満喫。やがて杉谷川を渡ると新田に着く。
新田から、暫く車道の歩きとなるが、今日は何故か車や人とは全く出会わない。時たま犬を散歩する人ぐらい。
自然歩道の標識もしっかり付いているから、道を間違う事はない。まもなく岩尾池に到着。ここに岩尾キャンプ場もあり、なかなか景観も良い。本日の昼食はこのキャンプ場前の池の辺で摂る。全く人に出会わない。
ガイドブックにもお弁当スポットとして最適と書いていた。成る程間違いなし。(^ ^ゞ ポリポリ
岩尾池から大沢池と続き、やがて急坂登りとなるが、まあ大した登りが続くことないので、あっという間に滋賀県と三重県の県境に沿った峠道に差し掛かる。ここからの展望は素晴らしい。眼下に緑色に輝く昭和池、前に広がる甲賀
滋賀・三重県境の峠からの展望
を一望できる。
暫く休憩した後、昭和池に向かって階段を下っていく。昭和池の麓を歩くのだが、静かな湖面、誰もいない池のほとり
は写真を撮るには絶好の場所である。
農家の庭先に咲く梅
池の近くに古い民家があり、その前に咲いていた梅が特に印象深かった。
林道を暫く歩くと上磯尾の集落を隔て明王寺に到着。ここの梅も奇麗に咲いていた。
ここから今日の最終ゴールである伊勢廻寺(いせばじ)まで、もう僅か!
PM3時30分、伊勢廻寺ゴール! \(^O^)/
ここから、紫香楽宮跡駅まで戻るには、いずれにせよタクシーを使い最寄りの駅まで行くか、紫香楽宮跡駅まで行くか方法は二つに一つ。JR線の寺庄まで行ってもその後の乗り継ぎが悪いと2時間弱かかりそう。何せ1時間に1本の列車本数しかない。しょうがないので、タクシーで紫香楽宮跡駅まで戻る事にした。4300円也。(ー_ー)
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