ダイトレ(葛城山〜紀見峠駅)
今まで何度か葛城山や金剛山に登った事があるが、その延長線上を縦走した事がない。所謂ダイトレである。
そもそもダイトレとは、ダイヤモンドトレールと云って大阪府の屯鶴峯を起点として和泉市槙尾山に至る総延長45Kmの歩道。何故ダイヤモンドというかと云えば、金剛石というダイヤモンドから由来されているらしい。
そのダイトレの半分を歩くチャンスが到来し、仲間5人で歩いてきました。
ダイヤモンドトレール 朝の大峰展望  葛城山頂より (DOPPOさん撮影)
【場 所】 葛城山、金剛山
【日 時】 
2004年1月12日(月)
【メンバー】
郭公さん、RINさん、どんかっちょ!さん、
カズさん、森の音
【天 候】 
晴れ ←周辺地図
コース】葛城山8:30〜水越峠9:14〜葛木神社11:15
〜ちはや園地11:40(食事)12:06〜久留野峠12:37〜
千早峠13:27〜行者杉14:04〜西ノ行者14:47〜
山の神15:12〜紀見山荘前16:00

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葛城山頂での記念撮影(3名は既にロープウェーで下山)
1月11日は、百孤の仲間で新年会が葛城高原ロッジで行われた。用事の為、夕方6時に会場に着いたが、その時の外の気温が-2℃。でも中の熱気はすざましく、外まで溢れそうな雰囲気であった。(^-^)
この日は夫々他の仲間達はこの会場に来るまで、別々に色んなコースを歩いて登ってきていたのだ。私が着いた時には食事前にも拘らず既に出来あがっていた。勿論、食後も大フィーバーしたのは云うまでもない事。

翌12日早朝、早起きの人達の話し声が「何と今日の天気は素晴らしいぞ〜!遠く大峰もクッキリ見え、こんなに見えたの初めてや!」と、この葛城山に今まで数えきれない程登っているDOPPOさんの声が聞こえてきた。しかし未だ眠い私には起きて見る勇気もでず。女性達はしっかりご来光を写真に納めていたようだ。するといつまでも布団にしがみついていたのは誰々だ〜?(^ ^ゞ ポリポリ
朝食終了後、夫々にまた別ルートで下山する人、縦走する人、また今日は成人式、子供さんの成人式へ送り出す為、既に3人ロープウェーの始発で下山するため早出した人など目的は色々だった。
残る12名記念撮影後、我々5名が紀見峠目指して8時30分出発!

1週間前の寒波の時は、この葛城山にも雪が積もっていた。でも今日は雪もなくアイゼンも要らないようなので、円さんに運んで貰う。実は、彼は膝の具合が悪いので、今回何と紀見山荘までPM4時に我々を車で迎えに来てくれるとの事。感謝感謝である。遅れないよう頑張って歩かねばならぬ。
縦走距離は、カシミールで測定すると17Km。金剛山の登りさえ終われば後は下り。
でも、ゆっくり歩くと7時間以上かかるし、葛木神社に寄り道したり食事もすると更に遅くなる。全体で7時間30分で歩くには少しピッチを上げねばならぬ。
今までこの距離を何度か六甲全山縦走で歩いた経験から、皆に悪いけどのんびり出来ないな〜と思い、わざと私が先頭でガンガンと飛ばして行かせて貰った。郭公さん、ゴメンネm(__)m  彼は3日連続金剛三昧になるらしいが、元々健脚だから心配ないで〜す(^-^) 後の3人も全くの健脚揃いだから、例え私が走ってもついてくる人達ばかり(^^)/
水越峠迄の下りは階段も多く幸い凍結していなかったので順調に40分で下り、途中MTBで登る若者3名が汗を拭き拭き出会う。金剛山から振返る葛城山は、真っ青な空に地平線がクッキリと浮び上り、こんなに見えたの初めてや〜!
まもなくダイトレ分岐、折角金剛山に登ったのだから、葛木神社にも参ろうよ〜と全員意見一致で新年の参拝。
金剛山から葛城山の展望 薄ら雪が積もったブナ林と葛木神社裏参道 金剛山「葛木神社」
食事は、少し早いが「ちはや園地」で、11時40分。穏やかな太陽の温かみを背中にパンをかじる。RINさんは、コンロでミソ煮込みを焚く。
出来あがった頃、突然この園の係員が寄ってきて、「ここでは火を使わないで。向こうにその場所があるから移動してください」と注意を受ける。幸い終わったばかりだったので、既に火は消されていた(^-^)  勿論、我々以外にもコンロ使用者がおり、同じように注意されていた。誰もが立て看板に全然気がつかなかったのだった。広い広場なのにな〜。
出発は12:06分、まだまだ先が長い。気温が低いが天気も良いので風が気持ちよく感じる。
今日の山の展望は素晴らしく綺麗だった。多分大台ケ原から富士山を見る事が出来たのではないか?空気が澄んでいるからだろうか。
ちはや園地 台高、大峰山脈 千早峠
久留野峠12:37〜千早峠13:27〜行者杉14:04〜西ノ行者14:47〜と順調にこなしていった。が、この間ガンガン飛ばし、走ったのも事実。(^ ^ゞ
どんかっちょ!さん、カズさん、RINさんも遅れじとピッタリついてきた。郭公さんが、やはり3日連続の山だけに疲れが出たのか、遅れがちだった。でも大丈夫!彼はこのコースは熟知しているから何ら心配ない。放っといても付いて来るよ〜(^-^)
静かな尾根コースが続く。枯れ葉を踏みしめ、ぬかるんだ道を避けながら、時折霜柱も垣間見ながら道は限りなく南へ南へと下っていく。
西ノ行者を過ぎて暫くすると急激な下りに差し掛かる。道を整備していたので脇道が作られ少し歩きずらかった。
まもなく山ノ神に到着。ここで一休み。是まで少しは休んだが大休止はしなかった。あと少し(30分程)で紀見峠駅まで行けるから全員揃って記念写真に収まる。
民家に差し掛かった時、私の携帯電話に呼出し音が鳴る。円さんからだ!今、紀見山荘前に着いたと。郭公さんに聞くと後15分で行けるとか。丁度、お約束の4時ジャストになる。良かった、良かった〜\(^O^)/
ああ〜疲れた。小休止や〜! 山ノ神で大休止 昔ながらの民家のたたずまい
円さん、どうも有難う〜m(__)m
お蔭で助かりました。私とRINさん、カズさんは車に乗せて貰い私は葛城山の駐車場まで。後の二人は二上山麓の屯鶴峯のデポ地に車回収の為ひき返してくれる。途中金剛山麓を走りながら望む金剛は長くて大きかった〜。ここを今日一日歩いたのだな〜・・・・・。
郭公さんとどんかっちょ!さんは、紀見峠駅から電車で帰宅。
今日一日、ホントに楽しかった〜。そして充実した内容でした。
皆さん、どうも有難う御座いましたm(__)m

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