箕面「勝尾寺古参道」ぐるっと散策
いつものように、愛犬サリーと箕面の山にハイキング。今回その勝尾寺古参道ぐるっと散策コースを紹介したいと思います。
タイムもゆっくり歩いて、途中で食事をしても約4時間弱。とてもお気軽な良いコースであります。(^^)/

【場所】大阪府箕面市「勝尾寺」古参道
【時】平成15年1月26日。 薄くもり。気温4℃
【同行者】愛犬サリーと
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【コース】外院〜古参道〜勝尾寺〜古参道〜外院

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コンビニで弁当を調達し外院まで車でサリーを乗せて現地へ。住宅地の片隅に駐車、今日は少し曇り空でやや肌寒い。
サリーは相変わらず元気だが、最近人間と同じような花粉症にかかっており、目の周りが痒いから掻くので爛れている。また、くしゃみも多発。獣医で貰った薬を服用させてはいるが、直る気配が一向になし。困ったものだ!
こんな時は、人間同様ストレス解消のため山が一番(^_-)   例え花粉にやられてもくしゃみで吹き飛ばせ〜!(^ ^ゞ

「あたごの森」拡大図あり。
さて、外院から勝尾寺に行く古参道のハイキングコースがある。今回そのコースでも箕面市学校の森「あたごの森」からのコースを紹介したいと思います。
間伐された区域
住宅街から左の沢沿い林道を少し進むと、そこに看板がある。それを右に登って行くのです。少し樹林帯の急坂ですが、やがて石灯篭があり、コースなりに登っていくと間伐された樹林帯に「リヨウブ」や樹木の名前を書いたプレートなどある。静かな森の中を歩いているという実感が伝わってきます。やがてお地蔵さんが奉られた小さな社に出会う。
地元の人達が管理されているのか整備もされ、掃除用の簡単なほうきも傍に置いてある。偶に私も木の葉が溜まっているときなど掃除をし、お地蔵様にお祈りしています。サリーは後ろでお座り。(^^)
お地蔵様
この辺の森林も最近でこそボランティアの人達による間伐も行われるようになったが範囲も広く、まだまだ行き渡っておらず。全体的に樹木も痩せ細っているのが目立ちます。又、酸性雨による被害も多く見られ、松やブナの倒木が多発し、痛々しい感じがする。10数年前にはこんな現象は見られなかったのだが・・・・(ー_ー)

見晴らしも展望も良し!
コースも途中で外院の尾根を通る古参道の本流と合流する。それを左に登っていくと、やがて左側が大きく見晴らし良い展望ができる場所がある。
ここから、六甲山系や箕面の山々が見渡せ、我々サリーにとって食事する場所でもある。
千里丘陵を望む
今回もここでユックリ食事をした後、道なりに山を登っていくと、いろいろ枝分かれした古参道と合流を繰り返す。
左、自然探求路。右勝尾寺
灯篭も次々道端に現れ大きなコース図が描かれた案内図がある。左に行けば「しらみ地蔵」から勝尾寺へ、真直ぐ進めば勝尾寺と。今回、このコース紹介のため直進の勝尾寺まで行く事にした。今までずっと木立の中を歩くので、夏季の頃もまた涼しくて気持ち良し。
左のコースには沢沿いがあり、鬱蒼とした杉林の中を歩くので私とサリーのお気に入り。でも今日は帰りのコースにしよう。

直進コースを登りきると平坦な道に左右綺麗に整備された小石が並べられ、益々勝尾寺の古参道という雰囲気が漂ってくる。
勝尾寺へ階段を下る
下りに差しかかる頃、左は政茶屋へ行く自然探求路5号線、直進の階段を下っていけば、そこが勝尾寺だ。
今日は勝尾寺に入らず先程の自然探求路コースに戻る。何れも静かな森の中というハイキングコースには最適だ。
私の由来「森の音」です

私のハンドル名の「森の音」もここから名付けられた懐かしの場所。随所にこの森を紹介する案内板がある。

この道を下るとやがて先程「しらみ地蔵」から沢沿いコースを歩いてくる道と合流。それを今回沢沿いを戻る形になる。

「しらみ地蔵」付近の三叉路を右ルートを取る。因みに左に行けば先程の案内図に合流する。右ルートは、外院と白島へ下るコースである。約500mほど進むと左に外院、右に白島と書かれた看板やその分岐点に昔懐かしい「右中山」と彫り込んだ石仏がある。その昔、勝尾寺から中山寺へのコースだった事が偲ばれる。

しらみ地蔵に戻る沢沿い
今日は、外院までのぐるっと散策なので、左に下る。因みに右に進めば白島まで行く尾根道である。
左に外院、右に白島方面

少し道が悪くなっているが、道なりに下ると林道に合流する。その付近には大きな貯め池もあり、時折カブスカウトの野外活動が行われたり憩いの広場になりそうな空間地帯もある。合流地点を右へ沢沿いを下っていくと当初「あたごの森」と書かれた案内図のところに戻ってくるのでした。

殆ど山の中を一周するが、樹林あり、沢あり、案内図あり、そして見晴らし良い場所あり〜ので、変化に富んだ飽きないコースだから、私とサリーにとってこの上ない素晴らしい自然を満喫できるコースなのでした。




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